残念ながら日本のメディアは世界のニュースを伝えていないので

日本人は世界のニュースを知らない。

昨今では日本のメディアどころか

世界のメディアはニュースを伝えているのか？

と感じる事ばかりだけれど・・

今回のコロナ騒動の件も含めて、

伝えられていない世界のニュース、世界の実情を伝えているのが

「世界のニュースを日本人は何も知らない２」谷本真由美著（ワニブックスPLUS新書）。

今年はコロナ騒動を機に、

政府の対応や文化の違いから「国」が浮き彫りになった一年だった。

例えば日本の食文化の素晴らしさを改めて実感したけれど、

世界も日本の食文化へとさらに注目を集めたようだ。

＞イギリスの中流以上の御用達スーパーマーケット「Waitrose」は、日本食の検索が53%も増加した。

＞イギリスの富裕層向け保守系新聞「The Daily Telegraph」には日本食のレシピが掲載

＞「National Geographic」は「味噌の五つの使い方」という記事を掲載

保健衛生という点においても

日本の日常生活はいかに清潔で恵まれているのかわかった。

＞欧州でもアメリカでも普段から食事の前に手を洗う習慣がない

＞学校は土足だし、靴を履いたまま歩きまわったカーペットの上に幼稚園児が座ったり寝っ転がったりする

＞高級デパートのトイレの不衛生、不具合など日本と比べ物にならない

＞日本の学校では毎年健康診断があるが、イギリスや欧州の医療費無料の国々で、病院の健康診断を受けようとすると一回に５〜10万円かかる

このほか

「世界の自己チュー」

「世界の教育」

「世界のイギリス王室」

「世界の格差」

「世界の残忍な国民性」

「世界の技術」

といったテーマで、意外や意外の海外事情が書かれている。

やはり本は、

著者がその名前を持って出版しており

無料のネット情報では得られない情報を知ることができると思う。