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2023年3月に出会った映画

2023年3月に観た映画について✍🏻

エンパイア・オブ・ライト

ゆっくりと流れていく、エンパイア劇場でのヒラリーとスティーヴンの時間が好きだった。完璧な人間なんていないし、完璧でないからこそ人は誰かと寄り添って歩くのだなと。もっと「助けて」が気軽に言える社会になればいいな。

バンバン!②

2回目はキネカ大森にて鑑賞。もうほんと大好きなんだが!もっともっと映画館で上映してほしい。と思うけど、そもそも日本語字幕付きで観られることに感謝しなきゃですね💎

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス

とんでもない作品を観てしまって、頭が追いつかなかった…。結末が好きだった。“こんなはずじゃなかった“自分を全肯定してあげたいし、今の私を大事にしてくれる周りの人を大切にしたい。この世を救うのは、力じゃなくて愛であってほしい。

マガディーラ 勇者転生

“400年の時を越えて甦る恋“を描いた本作。うそだろ!?と感じる展開が多数あるが、そこが愛しい。愛を直接描くのではなく、歌やダンスで表現しているのがロマンティックだなと思う。現世のハルシャとインドゥは、400年分愛し合ってほしいです。
とにかくチャランくんが最高だった。冒頭でバイクを乗り回したりパパと共演したりとヤンチャな面を見せつつ、後半では伝説的戦士バイラヴァとしてミトラ姫を守り続け、想いを寄せる一途な面を見せる。ギャップが沼の入り口だなと😇

RRR⑦(発声可能応援上映)

7Rめは #RRRマガディーラ応援オールナイト にて。深夜に集まった数百人でナートゥを踊るという、きっと側から見たらおかしな空間だったはず。
同じ温度感で盛り上がれたのが、めちゃくちゃ楽しかった。好きな作品はとことん好きでいたいし、自分と同じ作品を好きな人たちの存在も大事にしたいと思えた。

バビロン

1920年代のハリウッドを描いた本作。トーキーによってサイレント映画のスター・ジャックとネリーは職を失った。けれど、2人のような存在がいなければ「映画」という娯楽は廃れていたかもしれない。強烈な描写を突きつけられながら、映画を作り続けているすべての人に感謝したくなった

シン・仮面ライダー

美しかった。映る世界も、仮面ライダーになる瞬間も、宙を飛ぶ様子も。オリジナルを読んだり観たりしてこなかったけれど、めちゃくちゃ楽しかった。子どもの頃のように、余計なことを考えないでひたすら映画に没頭できた気がする。やっぱり庵野さんが切り取る世界が好きです。
随所にエヴァみを感じたので刺さったのもあると思う。エンドロール観てたらエヴァのスタッフさんも結構参加されていた印象。映画パンフにはキャストだけじゃなくて制作陣のコメントも掲載されてたので嬉しかった。分厚くてテキストも写真もたっぷり。

フェイブルマンズ

想像していたスピルバーグとは全く別の姿が描かれていた。人を楽しませたいという気持ちより、自分のために映画を作り続けているのかもしれない。数ある分岐点の中で、映画の道を選び続けてくれてよかった。彼の作品のおかげで、日常がもっと楽しくなった気がする。

逆転のトライアングル

リューベン・オストルンド監督が生み出した世界は、あらゆる場面で現代社会の縮図が散見されて「面白い」だけで終わらせない。あり得ない設定の中で起きる“普遍的な問題“を描いていたため、他人事とは思えなかった(ツボにハマって笑い声を必死に抑えた描写もあった)。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス②

2回目は母と観に行った。いくつになっても、というか歳を重ねるたびに母とは意見が分かれまくっている。クラスメイトだったら仲良くならなかったタイプだろう。でもなぜか母親には1番の理解者であってほしいし、自分を全肯定してほしいと思ってしまうから不思議だ。

生きる LIVING

黒澤明監督の『生きる』がとても好きなのだけれど、本作もオリジナルの大事なエッセンスが丁寧に描かれていて良かった。自分の仕事が誰の役にも立ってないと感じた時に、また観たい。“誰か“を主語にせず、自分のために、自分が輝ける選択をしていきたいな。

社会人4年目の自分が観て感じた「働く意味」について綴っています✍🏻

近日中に4月分もまとめるぞ🔥

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