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でこぼこがあったっていい

中学2年生になるうちの子。

保育園から小学1年生の頃に「発達にでこぼこがある」と言われた。得意不得意の差が大きくて、かたよりがあるということ。

好きなことにはとても集中して取り組めるけど、苦手なことはやる意味を見出せずに取り組めなかったり。人の気持ちを想像することが苦手で、言葉をそのままにしか受け取れなかったり。

言われてみれば、赤ちゃんの頃から気になることはいろいろあったんだけど、初めての子だったからこんなものなんだろうなと思ってた。

小学校に入学して、入学式当日から困ったなぁと思うことがあり、学校の教室で授業を受けることもスムーズにいかなくなって、困ったことが次々に発生して、ようやく人よりでこぼこがの差が大きいということを受け入れた。

小学校そして中学校と、今もいろいろ困ったなぁと思うことはあるんだけど、彼なりに成長している。学校生活には特に苦労しているけど。

でこぼこなんて誰にだってあるものだと思う。小学生の頃は出来なかったことや、うまくいかなかったことも、今は出来るようになっていたりする。

得意不得意はあるけど、成長するにつれそのこととの向き合い方みたいなものを身につけていってるから、進むスピードはスローペースだけどでこぼこがあまり気にならなくなってるような気がする。

でこぼこといえば、たぶん私自身にも小さな頃からその傾向があったと思う。小さな頃からどんくさくて、それは今も変わらない。だけど得意なことに目を向けるようにしたり、苦手なことは苦手だと自分で認めたり、そうしてるうちにどんくさい自分のことを受け止められるようになった。今は、どんくさくってと自分のことを笑って話せるようになった。

うちの子も、自分のこといいところもダメなところも全部まるっと受け止めて、自分のことまあまあがんばってると思えるように成長してほしいなと思う。

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