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チェンマイのんびり気ままなタイ最終日 (タイ・ベトナムほぼ女ひとり旅行記vol.7〜チェンマイ3日目〜)

これはタイとベトナムを12日間弾丸ほぼ女ひとりで旅した記録です。



優雅にモーニングinコインランドリー


明日はついにタイからベトナムへ移動する日なので、
実質今日がタイ、チェンマイ滞在最終日。
バンコクからはじまったこの旅も6日目。
朝目覚めてなんとなく重たい身体に、溜まってきた旅の疲れを感じていると、
目の端に映るスーツケースの中に溜まった洗濯物たち…。

よし、洗濯をしよう。

疲れを振り切るようになんとかベッドから這い出て、
泊まっているホテルの近くにあるコインランドリーへ。

上裸欧米系イケメンが
ひとりごとを言いながら洗濯機を回していた

洗濯機があって、乾燥機がある。
小さな洗剤の販売機もあるみたいだ。
全部合わせても、バンコクのゲストハウスで頼んだ時よりも格段に安い。
ラッキー。

使い方がわからずにまごついていると、
先に来ていたタイ人のお母さんが助けてくれる。
ささいなところでもこの国のあたたかさを感じる。

洗濯機が回っている間に近くのコンビニで朝ごはんを調達。

左下のヤクルトみたいな飲み物はほぼヤクルトで、
右下のいくつか種類のあったライスバーガーがまた美味しい。

ごはんはもち米で、チキンも食べやすくあまじょっぱいソースがからんでいて、これがもち米とよく合う。

小腹が空いた時用のポテチ(このポテチ美味しすぎて旅行中No. 1スナック)と、ホテルの乾燥対策にリコラのどあめもゲット。

優雅な朝ごはんをコインランドリーで過ごしていると洗濯が終わった。
今度は乾燥機を回す。
また時間が空いたので食後のデザートを求め近くの屋台へ。

本日のタイスムージー 
パッションフルーツ&パイナップル
洗濯を待ちながら

乾いた洗濯ものを畳んでいる時になんとも言えぬ達成感と幸福感がやってくる。
もう今日はこれだけで大成功なんじゃないかと思うほど。
朝起きた時に感じた身体の重さもどこ吹く風で、
スムージー片手に、まだぬくい洗い立ての洗濯物を抱えホテルへ帰る。
朝ごはんと、洗濯は偉大だ。


噂のタイのケンタッキーinニマンヘミン通り


旧市街から少し離れたところに、
ニマンヘミン通り
というおしゃれな雑貨屋さんなどか集まるスポットがあるらしいので行ってみることに。
少し距離があったのでGrabでタクシーを呼び向かう。

なんだか恵比寿ガーデンプレイスのような、赤いレンガの外観をしたおしゃれなショッピングモールにおろされた。
ワンニマン」という商業施設でモダンで洗練されたお店が軒を連ねている。
旅の間はこういった場所にあまり関心が沸かなくなるのでここはさくっとみて、通りへ出た。
ひたすら歩く。
おしゃれで少し値段も高めなカフェや雑貨屋がたくさん。
日本でいう青山や表参道みたいな感じだろうか。

灼熱の中汗だくになりながらひと休みするカフェを探すも、
どこも似たり寄ったりでなかなか決まらず…。
そこで思い出した、
Twitterで話題になっていた
タイのケンタッキーフライドチキンのことを。

日本のそれよりも、
「衣はサクサクぱりぱりお肉はジューシーで口の中はもうユートピア」
らしい。
それは食べるしかない、と近くのKFCを探し出し一直線に向かう。

汗だくの身体が一気に冷え凍えるほど寒い店内でいざ実食。

普通に美味しい。

違いは、わからなかった。

そういえば私は日本でそれほどKFCを食べたことがないからそもそも比べようもないのだ。
でも確かにお肉はかなり柔らかくジューシー。
衣はそれほどサクサクではなかった。どっちかというとしっとり系。

思ったほどのインパクトを残さなかったタイのKFCでそこそこ満足し、
Grabでとりあえずホテルへ戻ろうと待っているととんでもないスコールが降り出した。
そういえばタイは現在(7月上旬)雨季だ。
よく今までスコールに降られなかったなと、
はじめてそれに見舞われて気がついた。

雨宿りしていた軒下からタクシーへ移動する一瞬で、ひとっ風呂浴びたようにびしょ濡れになったわたしは、とりあえずホテルへと急いだ。


寺院の神マッサージ


ホテルでひと休みしていると思わず根を張ってしまいそうな重い腰を上げ、
雨上がりのチェンマイを、
気になっていた場所目指して歩く。

そこはチェンマイ、いやタイいちばんの腕ともうたわれる、
Wat Pan Whaen Thai Massage
寺院の中にあるマッサージ屋さんだ。

薄暗がりの中で静かに行われるマッサージ。
トークセン(身体全体を木でコンコン叩いて緩めるタイ北部の伝統木槌療法)は、人数が一杯だったようで、わたしはタイマッサージを。
値段は1時間160BH(650円くらい)。

赤い花のブラウスを着たつぶらな瞳を持つ可愛らしいおばちゃんが担当してくれる。
おばちゃんがマッサージを始める前、
寺院の方へ向かって静かに手を合わせた一瞬の姿がなんだか胸に残った。

全身を使ったマッサージはわたしの凝り固まった身体にクリティカルヒット
終わった頃には身体の筋という筋が悲鳴をあげていたけれど、
なんだか少し動きが軽くなった気がした。


路上のミシュラン


マッサージですっかり軽くなった身体でナイトバザールへ行ってみることに。
その向かう途中のターペー通りに何やら人だかりが…。

調べてみると「ロティ」というタイ風クレープのストリートスナック屋さんらしい。
しかもこんな道端にひょっこり現れた屋台がなんとミシュランを受賞したことがあるという…。

注文の仕方が特殊で、紙に自分の注文を書いてペーパーピンに刺して出来上がりを待つ。
焼き立てのアツアツのロティを美味しそうに頬張る人々を横目に期待高まりながら、30分ほど待っただろうか、やっとわたしの注文が完成した。

ヌテラandバナナ

大鍋でほぼ揚げるように焼かれた生地はサックサクで、中はもちふわ。
とろりと溢れ出すバナナとヌテラが相性抜群だ。

お腹も満たされたところでナイトバザールへ向かう。

チェンマイナイトバザールで並ぶのは、雑貨やタイパンツなどの布物、お土産など。
タイでのお土産や物はもう大満足だったので、さらっと散策して、
雨がパラパラと続くチェンマイの街をホテルまでまた歩く。


チェンマイのタクシー運ちゃんおすすめの夜食


昨日のあのジャズの熱が忘れられず今日もあのジャズバーへ行ってみることに。
外はまだ雨。
今日はGrabを使ってしまおう。
タクシーのおっちゃんと話しながら昨日のジャズバー
The North Gate Jazz Co-Op
へと向かう。

親しみやすいおっちゃんは、
チェンマイの地元民がよく行く美味しいお店を教えてくれた。
クイッティアオのお店、今夜もやっているみたい。
ジャズバーの後の夜食に寄って帰ろうと、
さっそくGoogle マップに旗を立てる。
こういう情報が旅でいちばんありがたい。

今日も人が溢れ、盛り上がるジャズバー。
昨日のファーストインプレッションが強すぎたのか
今日のセッションは予定調和でなんだか少し物足りなさを感じた。

早めに切り上げ、おっちゃんおすすめのクイッティアオ食堂へ。
静かな夜のチェンマイの道端で屋台を出し、
簡易的な椅子と机が並べられているストリート系食堂。

夜も深まるこの時間。
遊びや仕事の帰り道の小腹満たしか、
お腹が空いて家から散歩がてら来たのか、
ぽつんぽつんと人が座って黙々と食べているのがまたいい。

夜の小腹が空いたこの時間にしみるやさしい味。
おっちゃん教えてくれてありがとう。
最高のチェンマイラストごはんになった。



タイ・ベトナムほぼ女ひとり旅行記、次回は🇻🇳ベトナム1日目ダナン・ホイアン到着早々トラブルお見舞い編!→

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