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2023年振り返り

クリスマスも過ぎ、年末。

最後の更新から今まで何をしていたかというと、休みなく忙しくしていた。11月はタイとマレーシアで合計3週間を過ごし、そちらのメインオフィスで働き(本職)、帰国してすぐに夜も働く生活に戻った。12月の頭に文学賞に原稿を提出した。たまの丸一日のお休みは、旦那さんとよみうりランドへ行ったり、友達とディズニーシーへ行ったり、大忙し。それ以外でも、会社の年末のイベントがあったり、歯医者に通ったり、引っ越しを控えているので部屋の内見をしたり、ある日寝不足でニキビができて、この間は皮膚科へ行ってきた。虫歯も治療中なので歯医者へも通っている。働いていない夜はお誕生日に貰ったピクミンで遊ぶ。本職が休みの働く夜は、クリニック、銭湯、映画、こうして空き時間にカフェや喫茶店が定番である。

年末になり、今年実現したことを振り返ってみると、とてもありがたい事に沢山の経験とそれ以前の数年に比べれば国内海外問わず旅行へ行くことも格段に増えた。仕事の面ではどうだろうか。正直に言うといまだに燻っている。本職では同じポジションのまま、業務の幅は増えたが、昇進というわけではない為昇給等はない。成績も危なかっしいもので、このまま停滞していくことが恐ろしいのも本音ではある。

二つ掛け持ち中の夜の仕事の一つはお店を任されることが多くなり、お客様に顔を覚えて頂けるにつれ楽しみが増えたが、もう一つの方は常に複数人で働く為、そこでの私の存在に価値が感じられず、またカラオケ等の盛り上がりにイマイチついていけず、少し苦しいのも本音である。しかしながら、そのお店に出会えたのは何かのご縁であり、金銭的に苦しい時を救ってくれたのも事実であり、楽しかったことも沢山あるので、辞めずにしばらく続けていこうと思っている。

本来であれば、本職の給与レベルをキープできるのなら、退職し、執筆の仕事を探したいのである。しかし、公募に出す小説のレベルも低く、頭の中に書きたいことや伝えたいことが散在しているにも関わらず、それらを世への出す方法をうまくわかっていないように感じている。

批判や嘲笑を恐れずに言うと、自分の才を疑っているわけではない。私にしかない視点も、それを表現できる程度の文章能力もあると思っている。自分の道には確信めいたものがある。このままで終わらないと自分自身への信頼があり、その未来に高い期待がある。

だが、その思い描く未来にどう辿り着くのか、いまいち分かっていないので、このまま同じように夢を見たまま何もせず歳をとるという可能性も、充分に自覚している。

これから何がしたい?と自分自身に問いかけてみる。自分で想像できない未来にはきっと辿り着けないので、じっくりと考える。恐れと迷いと不安は常に付き纏っていて、ただそれらに囚われれば変化は望めない。

私は出世がしたいのか、今よりも自由に使えるお金と時間が増えればそれで満足なのか、転職がしたいのか、海外旅行がしたいのか、それとも住みたいのか、学びたいのか、遊びたいのか、注目が欲しいのか、生活の質を上げたいのか、働きたくないのか、それとも全てを忘れて人生をかけて熱中できるような何かが欲しいのか。

辿り着くのは、いつも自分自身の中に巣食う強大なエゴである。

私は自分自身にしかできないことを実現したい、この世で、私の顔と名前と私がこの能力で提供できる全てで、仕事を得られるような存在になりたい。特別になりたくて、注目が欲しくて、飽きっぽくて刺激が好きな癖に、臆病で弱虫で、嫌われるのが怖い。

働くのは好きだ。会社のためでもお店のためでも、自分のためでも。でも、一体どうすればいい?何かを始めるためには勇気と、自分自身での調査と、行動が不可欠である。ただ同じ状態で待っているだけでは何も起こり得ようがないということも分かっているつもりで分かっていない。焦り、迷い、精神的な弱さ、甘え、怠惰、自分自身への過度な期待、過信。例えばこうしてブログを書くことだって続かない。仕事では散々レポートやメールを書くのに、自分自身の為に書く時間のあまりにも少ないこと。そうして安易に労働で時間を削ってお金を稼ごうとする、労働者脳。

でも分かっているのは、責任が生まれて、反応があって初めて物事が楽しくなる。だから書くことを仕事にしたい。自分自身としての仕事をしたい。

例えばフリーランスとして独立する。そんな夢がある。

それを元に2024年の目標を立てるのは、精神的に簡単ではない。なぜなら、まだ私は実現しない方の未来を信じてしまうから。

それを変えたい。

ありがたいことに、今年は実業家の方にお会いする機会が沢山あり、友人や関わる人にもフリーランスで働いていたり、インフルエンサーである人が驚くほど増えた。というより逆に言えば、私の周りに一般的な人はいない。皆何かしたらその人ならではの特別なことをしている。そんな中、私は月々の給与とボーナスや各種手当、経済的な安心感がなくなってしまうことも非常に恐ろしくて、こうして悶々としている。

まずは行動から、そして小さな副業から、この恐怖の克服と明確な目標と行動、成功であれ失敗であれ、それに伴う結果と再挑戦を続けられる2024年にしたい。

 


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