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「自分の国や自分自身を表現できるってのは格好いい」 セミナー1回目 Altenkirchen 20230918-20230922




〈振り返り〉


~グループ~


ドイツ男5人と同じ部屋で過ごす。年齢は20歳前後の若者。皆優しくて、結構自分に気を遣ってくれたのが有り難かった。

ドイツ人の若者達と一緒に過ごせて、実習先の子ども達がこんな風に育っていくのかと思いを馳せた。

南アメリカ大陸はブラジル以外はスペイン語を話せるから、そこ出身のグループが出来てた。しかも、メキシコもスペイン語を話せるから、メキシコ人も加わって、10人くらいのグループになってた。

ドイツ語出来るドイツ人はそれ繋がりで固まるし、スペイン語とドイツ語話者以外の人達はドイツ語レベルが同じくらいの人と固まるって感じ。

自分はまんべんなく接するように心掛けてた。

エジプト出身の人と話して、ピラミッドの話題で盛り上がった!無料でピラミッドの中に入れるそうなので、是非とも訪れてみたい!

ジンバブエ出身の人からはヴィクトリアの滝について教えてもらった👇


この滝に向かってバンジージャンプをしたことがあるらしい。川とかにワニが生息してるらしくて、バンジージャンプで縄が千切れて、下で大きな口開けて落ちるのを待ってるワニがいたらヤバいなって話をした…笑



~日本~


まぁ、良い意味でも悪い意味でも、日本人らしく自分は自己主張することがあんまりなかった。

日本に興味を持ってくれてる人が結構多くて嬉しかった。ハイキュー、鬼滅の刃、僕のヒーローアカデミア、ジブリ作品をよく見ているらしい。

日本語で「おはよう」「友達」「やめてください」「元気?」「じゃあね」とかを教えた。なんか「変態」って言葉を知ってる人がいて、「変態を見たことあるか?」って質問された…笑

最初は「変態」っていうタイトルの作品のことを言ってるのかと思ったら、伝えたかったのは、言葉そのまんまの意味だった…笑

時間があれば日本に行きたいそうなので、これから色々と情報とかをあげれてらなと思う。

日本の音楽はスピッツを教えました!笑


~ドイツ語~


・言葉的には、苦労することは少なかった。ドイツ人同士の会話は早すぎて理解できない部分がちょくちょくあったけど、授業の説明とかで分かりやすく話してくれるドイツ語は、キチンと理解出来ることが多かった。

自分の意見を言う時に、まだ頭の中で訳してしまう感じなので、その作業を無くしていく方向で努力していきたい。頭で覚えるのではなくて、『口』で覚えるようにしていきたい。

次のセミナー迄にドイツ語力をアップさせて、もっと色んなことを理解出来て、教えることが出来るようにしていきたい。


~ダンス~


四日目の夜はダンスをやった。やっぱり、ラテン系は凄い…笑

腰の動きが滑らかで、日頃から踊り慣れてんだろうなと、ヒシヒシと感じた。あと、男女で踊るとかは真似できない芸当だった…笑

日本人は自分1人だったので、皆から「何か日本の踊りを!」みたいな感じで言われたけど、思いついたのが「盆踊り」くらいで、ラテン系音楽がガンガンかかって盛り上がってる中で流してもシラケるのが目に見えてたし、そもそも踊るの全然駄目だから、「日本人は踊るの苦手なんよ!」って言って断ったが、『これでは日本人が廃る』と思って、他の人のダンスには積極的に入ったし、手拍子とかで盛り上げようと頑張りました!笑

ミゲルというメキシコ出身の人と仲良くなったのだが、ミゲルは女性と2人で踊ってて、途中でお姫様抱っこみたいなことをして観衆が湧いたんだけど、その女性と踊り終わったら、名前を呼ばれて、「一緒に踊るのかな」と思って彼の元に行ったら、さっきやってたお姫様抱っこを自分にしてきて、また観衆が湧いたってのがあった…笑

そこから、3人くらい続けてミゲルがお姫様抱っこする流れになって、結構盛り上がった…笑

あと、他の曲がかかってる時に、ミゲルに「肩持って」って言われて、後ろから肩に手を置いたら、そこから円を描くように動き出して、それを見た周りの人達がどんどん肩を持ってサークルになりながら動くって場面もあった…

授業とかではなくて、コミュニケーションの一環として皆と踊るってのは初めての体験だったけど、ダンスは楽しかったです。良い経験が出来ました。

ダンスは出来たらめちゃくちゃ格好いい。タップダンス出来るようになりたい!


日本人的な踊りって何でしょう…?




ソーラン節は踊ったことある!


次のセミナーはなんか日本の音楽を紹介したい。

ラテン系の人達はめちゃくちゃ踊ってたし、インド出身の人はインドの曲で踊ってた。1人でも堂々と踊っててめちゃくちゃ尊敬しましたね。歌の名前を教えてもらった。Punjabiって言うらしい👇


~スポーツ~


スポーツとしては、サッカー、フリスビー、卓球、ジョギングを自由時間にやった。

ジョギングは最終日の早朝にやった。

スポーツを通じて関係が深まるなと感じた。

自分は小中とサッカーやってて、高校は陸上の長距離をやってたので、結構上手く出来た。ただスポーツは皆が楽しめるってモノではないので、やっぱり『音楽』を何か1つ出来たら良いな思った。



・結構中盤がキツくて、「1人になりてぇ」、「関係を遮断してぇ」って思ってたけど、『自分の小さな箱』に閉じ籠もらないように頑張った。


・個人的に、アイデアは1人の時に浮かんでくることが多いんですよね。他人と交流して、自分の中にため込んだものを、1人の時間の時に加工して、処理していく感じ。

なので、ずっと誰かと接してると、ため込み過ぎてしまって、頭がパンパン状態になって気分が滅入るし、それを処理したいにもかかわらず、目の前にいる他人と交流しないといけないというジレンマにも苦しむから踏んだり蹴ったりなのです。

・他人と会うことのメリットは「自分を知れる」ことだと思ってます。「俺だったらこうするけど、ああいう風にするんだ」みたいな感じで、他人と比較して自分との違いを明確にして、自分のことを理解していく感じ。


まとめ:一芸を身に付けた方が良い


学校の音楽の授業で、もうちょっと、「異文化を教える視点」を教えてもらえたら良かったなと思う。

自分は歌わされてるって気持ちが強くて、あんまり音楽の時間は楽しめてなかった。

だけど、今回のセミナーを体験して、自分の国の音楽を表現することの偉大さを痛感したから、そういう視点を踏まえて授業を作ってもらえたら有難いなと思った。

ダンスにしても、ただ体を動かすのではなくて、音を楽しむことの大切さであったり、他国のダンスに関心を持ったりするきっかけ作りになれば良いなと思う。

多分、日本人だったら、「恥ずかしさ」を1番最初に感じると思うんですよ。それが、学習の阻害になるので、「日本の文化を伝える」とか「他国の文化を理解する」みたいな大義名分の元に授業が行われてたら、自分は少しは違う意識を持って取り組めたかなと思う。


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