見出し画像

自分のナラティブからは見えていないものを見ようとすること

『他者と働く』

自分のナラティヴからは見えていないものを見ようとすることは、新たな関係性を構築していこうとする上で根本的に重要

『他者と働く「わかりあえなさ」から始める組織論』宇多川 元一 p168

「なんであの人はこんなことも出来ないんだ?」と思った時にちょっと立ち止まって考えてみる。そこには自分のナラティブからは見えていなかった相手のナラティヴが存在する。それを否定するのではなく、よく見ようとする。そして、よく観察した上で相手の実践を支援することを心掛ける。するとその対話は自分を助けることにもつながる。自分か他者かの対立関係ではない、両者が生きられる新たな関係性を生むナラティブアプローチ。


この記事が参加している募集

推薦図書

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?