肩を揉むと肩こりは悪化する。肩こりへの間違った対処法
「肩こりになる原因は、肩の疲労ではありません。
体が疲れたサインとして肩こりになります。肩こりになる原因をとらないと、肩こりは根本的に改善しません。」
パソコンやスマートフォンが普及してから、眼精疲労や肩こりで悩む人はどんどんと増えています。あなたもそうではありませんか?
肩こりで悩む人が増えるに伴い、マッサージ店が増えたり、様々な肩もみのグッズや湿布、クリーム、治療器具までたくさんの製品が売られています。
そして今も増え続けています。
これだけたくさんの人が悩んでいる肩こりですが、改善する人はごく一部で、肩こりで悩む人が減る気配はありません。
それはなぜだと思いますか?
一番の理由は、一般的に広まっている肩こり解消法が、肩こりの原因を一切減らしていないからです。
むしろ、肩こりになる原因を増やしている場合があります。
例えば、肩をもむと、一時的には肩こりは和らぎます。
でも、肩こりの原因は無くなっていません。
さらに、肩を強く揉むと、筋肉が破壊されて肩の筋肉が硬くなってしまいます。
すると、肩こりは悪化してしまい、より強く肩を揉まないと気持ちよさを感じません。
肩を揉むことは、一切肩こりの根本原因を無くしていません。
もし、肩こりを改善したいのであれば、肩こりに対する考え方を変える必要があります。
肩こりは火災警報器と同じです。
火事を消さずに、火災警報器を消したらどうなるでしょうか?
火事はもっとひどくなります。
この当たり前の話に、なぜかお医者さんは気付きません。
では、肩こりの原因は何か?
代表的な原因は、
・腕の疲れ
・眼精疲労
です。
スマホやパソコンを使うと、指先や腕が疲れますよね?
また、姿勢が猫背になることも多いため、腕の緊張はさらにひどくなります。
指先や腕に疲労が溜まると、肩こりになります。
特に疲労が溜まるのは、肘といった関節です。
例えば、曲池というツボを温めたり、優しく撫でると、肩こりは改善します。
曲池は、肘を曲げてできる横じわの外端付近にあります。
なぜ肩こりが改善するかといえば、肘に溜まった邪気が指先に抜けることで、肩が緩むからです。
眼精疲労の場合、目の緊張によって体全体も緊張します。それが首こりや肩こりにつながります。
目に溜まった邪気を抜くことで、肩こりも和らぎます。目は、温かいタオルを当てるなどするとゆるみます。
もちろん、睡眠時間を十分にとることやスマホやパソコンをする時間を減らすことも効果的です。
このように、肩こりになる原因は他のところにあります。
腕の疲れを取り、眼精疲労を改善すると、肩こりは自然と改善します。
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