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「ガバガバガバナンス」的な組織に未来は…あるのか❓🥺⚖🥱

個人的に色々と複雑なことが起こって、どうも近頃、気分が滅入りがちの日々が続いている。

夏バテで心身共に痛めつけられた上に(此処では大っぴらに書けないが)身内絡みの問題に直面している。
この問題の解決には、まだ相当の時間がかかりそうである。


閑話休題。

閑話休題。

最近、組織内統治が働かなくなり、その所為せいで、ゴシップ系ネタで稼いでいる週刊誌や、それを愛読している人々が使うSNSで批判されている、2種類の組織の問題。

花は美しいのに世は何故か何処か憂さを抱えて、今日も進むのか。嗚呼

宝塚の場合は、劇団もしくは音楽学校内におけるイジメ等の問題の放置、日大の場合は、今回は主にアメフト部における部員の大麻使用事案の、トップマネジメントへの通知不徹底が、ゴシップ誌やSNSのネタにされ、連日のようにつつかれている。

2つの組織も、設立から100年以上が経過し、経年劣化とも言うべき、長年にわたる組織の統治の”緩み”、”歪み”がミルフィーユのようにそれこそ幾重にも重なり、今回、それぞれ「アメフト部員が大麻使用」「現役生徒が投身自殺」と言う形を取って、一気に噴き出したのだろう。

如何なる組織であれ、100年も続けて行くからには「自浄作用」を保つ為には「新陳代謝」が必要だと考える。詰まるところ、組織を統治する人員の刷新、時代に合わせた組織内環境の変化を厭わぬこと…などを粛々と出来る組織が、100年経とうが200年経とうが、生き抜いていくことが出来る。

歌舞伎の世界でも伝統的な演目にこだわらず、常に時代に沿った新しい演目
例えば「ファイナルファンタジー(FF)シリーズ」や「ワンピース」等を演目に取り入れ、新風を吹き込んだりしている。

歌舞伎界においては、最近、スーパー歌舞伎で知られる市川猿翁一門ーー澤瀉屋の当主とも言うべき市川猿之助が両親の自殺を手伝ったかどで捕まり、被告人になったが、親戚に当たる市川團子ら若手が歌舞伎の火を絶やすまいと、真剣勝負に舞台に立ち、それがかえって観客の心を鷲掴みにし、人々の支持を強固にしているようだ。

宝塚ではどうか。星組でインド映画「RRR」の舞台版を上演しようとするなど、舞台上はそうしている。が、今回の団員自死に繋がった組織内のトラブルを放置し、それを雑誌メディアがほじくり返すように醜聞として世間にタレ流した所為で、それが多くの観客の心に影を落とし、宝塚から離れて行くファンも出ているようだ。

ファンたちは、とにかく「生徒さんたちに休息を与えてほしい」「厳しい『搾取』はもうしてほしい」とSNSやブログなどを通じて叫んでいる。
しかし、それが宝塚をべる組織のトップ達の耳や心に届いているのかどうか、極めて強く疑義を抱くものである🤔。

私見だが彼等は、とにかく宝塚の長年の栄光に居座り、団員の福利厚生などよりも、興行収入のことしか頭になさそうなのではないか

団員の福利厚生に気を配るのも「組織統治」の一つのはずだ。
それをおろそかにしているのなら、ガバメントが機能していないと言われても仕方ないのではないか。

日大では前理事長の、兎にも角にも汚職というか私物化じみた大学経営が問題になり、それ故に前理事長は逮捕されクビになり、代わりに林真理子氏が新しい理事長になったものの、前理事長の下で働いていたと思われる副理事長や学長といった、理事長とともに大学を統治する側の人間が、今回のアメフト部学生の不祥事を理事長に報告せず、大麻問題が発覚した直後の7月にも未成年部員が飲酒した件でも未然に防げなかった。

結局、トップ交代しても、本質的に何も変わらなかったことにより「組織統治が機能していない」と未だに言われ続けている。

宝塚と日大…この2つの組織体に言えるのは「経年劣化した組織のリフレッシュ」若しくは「徹底的な組織内の刷新」を怠って来た「ツケ」が今になって回って来ているということなのだろう。

どんなに名のある団体組織でも「ガバガバガバナンス」では、未来が厳しいものになりかねない。

宝塚と日大には、それぞれ、団員と学生の為にも、組織内の刷新を徹底してもらいたいものだ。団員と学生、それぞれが誇りを抱いて仕事や学業に取り組めるような、健全な組織に本気で生まれ変わって頂きたいと思う。


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