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HAPPY BIRTHDAY52 ぜひ、これを読んでいただきたい。育児中のあなたに。

ぜひ、これを読んでいただきたい。育児中のあなたに。http://web.kawade.co.jp/webmag/670/

山崎ナオコーラさんの母でなく親になるのエッセイ。

妊娠中は、不安はあるものの、あれやこれやを子育てに期待しか膨らまない。しかし、現実はきびしく、うまくいかないことも多々。だからといって、他人にうかがう余裕やプライドを捨てられず、もんもんとする。

わたしの場合、じぶんの乳をうまく吸わせられず、早々にあきらめた。自宅での育児なら、無理やり吸わせる中で、できるようになったかもしれないが、実家で母の目や父の耳がある中で、産まれたての子どもをギャン泣きさせながら、互いに不慣れな乳飲ませ練習をくり返す精神力はなかった。

山崎さんはこのエッセイで、帝王切開のことを手術といっている。なんとも客観的意見だ。世界中でそうなのかはわからないが、痛みをともなわないお産や、母乳ではない育児は、子供にとって良くないという雰囲気がある。それはつまり、がんばらなければホンモノじゃない、という信仰だろう。

でもね、なんかちがう。
すでにがんばってる、てのもあるんだけど、辛くなければ意味がないって考えをあきらめないと育児はやっていけない。それを妥協とか、逃げとか言わないでほしい。

だから、結論としては、乳を吸わせられないのも、おしゃぶりに頼るのも、これがわたしの育児だから、どうぞよろしくお願いします、という気にさせてくれるのが、このエッセイです。

お母さんに読んでほしいです。



ありがとうございます! ひきつづき、情熱をもって執筆がんばりますね!