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同棲・結婚・シェアハウスなどの共同生活のノウハウ - 心構え編

同棲を始める友人から、同棲生活のノウハウや注意事項などを聞かれたことが今までに3回ほどありました。そこで紹介してきたことをまとめます。

ノウハウは、心構えと超具体的なTIPSの2種類で、本記事では心構えを紹介します。
より大切なのは心構えだと思いますが、即効性があるのはTIPSだと予想しています。

TIPS編はこちら

前提

以降で紹介する心構えは、人によっては当てはまらない可能性もあるので、前提として僕とパートナーの関係や簡単な情報をまず記載します。

僕は、当時は彼女で現在は妻のパートナーと2020年3月下旬から同じ家で生活しています。執筆時点(2023年5月)で合計3年と少しというところです。

  • 仕事

    • 私:フルタイム勤務、フルリモートかつ残業が少ない(月に10-30時間)

    • パートナー:フルタイム勤務、フル出社かつ残業が多い(僕の倍は余裕でいっています)

  • お金

    • 基本は別だが、後述する共有口座に定期的にお金を入れて、光熱費などはそこから払う

    • よって、金銭的な負担は同じ

  • 家事分担

    • 私8割、妻2割というところ

それでは紹介していきます。一覧は冒頭の目次をご覧ください。
基本的に、イライラをいかに発生させないか、発生したイライラをどう消すか、がメインです。

合意のない期待をしない

いろいろな心構えを書いていますが、これができれば8割ほどの問題は解消されると思います!

詳細はこれを読んでください。

タイトルには「社会人」とあるので仕事の話だけかと思うかもしれませんが、記事内で「会社の上司部下以外にも、経営者と社員、社員同士、経営者同士でも起こりえることで、家庭であれば夫婦や親子、様々なところで合意のない期待が外れた時の、怒りやイザコザがはびこっています。」とあり、人間関係のすべてに当てはまりますね。

以下、一部抜粋

上司が部下に対して、これくらいやってくれて当然だろうと思っていることでも、それが部下に伝わっていなくて、結局部下はそれをやってなくて、「なんでやらないんだ」と上司は部下を叱責したりしてしまうことがあると思います。
でも部下は「なんだよ。自分のやることじゃないだろう」と思って、結局上司も部下も2人とも腹を立てているという状況は、まぁよくありそうなシチュエーションです。
逆に、部下が上司に対して、これをすれば良いんじゃないか?と思って、それをやったとしても、でも上司が別に望んでいない場合には、上司は褒めてくれず、部下が寂しい気持ちになることもあります。
おまけに、上司が「別にそれは今やらなくてもいいだろ!」とか言っちゃったりして、部下のモチベーションはダダ下がりになることもあるでしょう。



ここで重要だなと思うのは、良いこと、悪いこと、やってほしいこと、やって欲しくないことなどの期待を、事前に合意しておかないといけないなということです。



ちゃんと遠慮なく話すことで、お互いの期待を明確化して、なんとなくふわっとした期待によってすれ違いを起こさないようにしなきゃなって思います。

社会人の不幸の8割は合意のない期待から|田中邦裕 (note.com)

パートナーにやってもらいたいこと、やってもらいたくないことは、きちんと伝えましょう。伝えずに勝手にイライラするのは、あなたが悪いです。
そして、伝えるだけで合意を得られていないなら、同じことは起こる可能性があり、それでイライラするのはやはりまだあなたにも責任があるので、頑張って合意を得ましょう。

ぶっちゃけこれはめちゃくちゃ難しいです。
僕は偉そうに書いていますが、できておらず勝手にイラついていることがよくあります笑
ただ、合意のない期待がよくないことだと知っていると、
「今は俺が合意のない期待をしちゃっているからイライラしてるんだ。だから、奥さんが悪いのではなく勝手に期待している俺が悪いんだ。」みたいに立ち止まることができます!

合意を得たうえでまた同じことが起きたら、さすがに怒ってもいいかもしれませんね笑(それで事態が好転するならですが…)

相手の立場を考えて、イラつきを減らす

「合意のない期待をしない」をしていれば防げることはかなり多いですが、それでもどうしてもパートナーにイラつくことはあります。

例えば、パートナーに普段しているような会話をしたら、やたらトゲトゲしい反応が返ってきたとしましょう。そして、「なんでこんな反応すんの?」とイラついてしまうことがあるかもしれません。

ここで、イライラを自覚したときに、なぜパートナーがそのような反応をしたか、次のように考えます。

  • パートナーは今日仕事で嫌なことがあったかもしれない

  • パートナーは寝不足なのかもしれない

  • etc.

そう思えば、イライラは減っていきます!

相手の感情はコントロールできないから気にせず距離を置く

※ここに記載の対応は間違っているときがあるような気はする

パートナーがイライラしたりそっけないときなど、負の感情が強そうなときってありますよね。そんなときは、それを疑問に思ったり心配だったり怒られないかビクビクしたりなど、とにかく気にしちゃったりします。

で、何回か話してみて、怒られたりそっけなかったりが続くと、自分のメンタルがどんどん消耗しちゃいます。

これって、ある意味自業自得で、自爆してるんですよね。
こんなときは気にするのをやめましょう。相手の感情はどうやっても自分ではコントロールできないので、気にしてもどうにもなりません。

負の感情が原因と思われる相手の反応で自分が消耗しちゃうときは、気にすることをやめて、しばらく距離を置くのが得策です。だいたいのことはほっとけばおけば直ります。

ただし、悲しいとかだと、ほっとくのもよくない気がするので、難しい。。。

イライラを理性で沈める

※「合意のない期待をしない」に通じるので、同じようなことも書いています

僕は、例えばパートナーがリビングの机に置いてある物をなかなか片付けなくて、たまに勝手にイラついています。ここで、イラつきを自覚したときに、次のように考えます。
「今は俺が合意のない期待をしちゃっているからイライラしてるんだ。だから、奥さんが悪いのではなく勝手に期待している俺が悪いんだ。」

とはいえ、合意をしたことでもパートナーがやってくれないことがあったりで、どうしてもパートナーにイラつくことはあります。
そんなときは、「相手の立場を考えて、イライラを減らす」などで考えてみて、イライラを減らします。

このように、イライラを自覚したら、理性でどんどん沈めていきます。究極はすべて自分のせいなので、それがわかっていればなんとかなります。

お互いの好き/得意な部分で個人と共同体のレベルを上げる

僕は、TIPS編にあるようなITを駆使した効率化は得意なほうだと自覚しています。僕のパートナーは、一例をあげると僕より料理が上手です。

じゃあ、僕はパートナーに料理スキルを上げてもらう、パートナーは僕にITスキルを上げてもらう、、、というようなことをすると、個人としても共同体(家庭や世帯やチーム)としてもレベルが上がると思ってます。

ほかにも、趣味を相手に誘ってみたり相手の趣味を一緒にやってみたりしおて、お互いがより楽しむのもいいですね。人生がより充実しそう。

お互いが好きだったり得意な分野は基本その人がやりつつも、相手にも最低限のことは知ったりやってもらいつつ、理解を深めてもらう。ときには一緒にやって、二人の(スキルや視点の広さなどの)レベルを上げていく。

このように、お互いが、相手より好きだったり得意な分野を用いて、自分と相手のどちらにもポジティブな影響を与えるって感じでしょうか。

関係解消という最終手段があることを自覚しておく

お互いの関係で問題が山積みでも、最終的には離婚したり、シェアハウスだったらそれをやめたり縁を切ったりで、相手との関係を解消すれば問題は消えます(別の問題も生まれそうですが)。

で、その選択ができると思っておけば、深刻に考えることは減るので、最終手段があることを自覚しましょう!
そのためには、相手への依存を減らしておくことが大事かもしれませんね。

というか、勉強すれば解決できることが多い

ここまで書いてきたことって、記事や本やSNSにたくさん紹介されているありきたりな話だと思うのですよね。
で、ありきたりなことができないのはまあしょうがないとして、知らないのって、つまり勉強不足なわけだと僕は思うのですよ。

勉強せずに勝手にイラついて、そのせいで相手もイラつかせちゃうのって、かなりマイナスなので、うまくいかないことがあればみんな勉強しましょう!

おわりに

おわり

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