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海外生活から20年、ワーママの私

私の選択ー海外で、生活してみたい!!ー

大学生の時に行った海外旅行は、景色、食べるもの、人、建物、雰囲気、活気、全てがまぶしく新鮮で楽しくて。
海外で生活できたら、何かが変わるかもしれない。
きっと、変わるはずだと思って、バイトで貯めたお金を持って、ワーキングホリデーを使い、単身海外へ渡り生活。

行ってみると

一言で言うと、カルチャーショック。
当然、言葉、習慣、文化など、何もかもが違う。
自分の中の常識、経験、知識は、ほとんど役に立たない。
街を歩いていると、突き刺さるような冷たい風が吹き抜けていく。
誰一人、知り合いもいない中で、味わう孤独感・疎外感。
それでも、こなければ良かったという後悔はなく,ただ日が昇り沈む空を見上げ、行き交う街の人々の中で、「自分」という存在を感じる毎日だった。

学んだこと

自分が第一!
私にとって、一番学んだこと。
自分が第一は、自分の事だけを考えるという意味ではないですよ。
自分で自分のことを考え、自分で自分のために行動するということ。
いつもどんな時も、自分がどうしたいのか、どう生きたいのかを第一に優先すること。
自分のことは、自分で行うことが基本。でもできないことは、サポートをお願いする。
自分のことを第一に考えて優先したうえで、もし他に何かできることがあるのなら、家族や友達、周りの人のサポートをする。それが、ボランティア。

常識なんてない!
言葉、文化、習慣、環境が変われば、価値観や考え方が違って当たり前。
自分が常識と思っていることが、相手やその環境では決して常識ではないことを実感。
大切なことは常識にとらわれずに、相手のことやその環境での価値観や考え方を知り、行動すること。

振り返ってみると

帰りの飛行機。
青く澄んだ空と白い雲を見つめながら、海外生活を振り返ってみた。

若さゆえの大冒険。
そんな表現が合ってる気がした。後にも先にも、そんな思い切ったことをしたのは、私の人生の中で、最初で最後のこと。
今思うと、ちょっとヒヤッとするほど、無鉄砲というか、無謀だったというか、若いから恐れも知らずにできたんだろうなと思う。

成功なのか、失敗なのか、答えという答えは見つけられなかったけど、自分自身を見つめ、自分の存在と生き方を見つめた毎日だった。
大切なことは、いつもどんなときも、自分自身がどう生きるのか、それだけでいいと思った。その結果や答えは、きっとずっと先にあるはずだと。

現在の私

現在の私は、結婚しても、出産しても産休と育休をとった後は、仕事を続けているワーキングマザー。
今でこそワーキングマザーは、珍しく無いけれど、20年前は育休をとる人はいなかったから、思いがけず時代の最先端を生きている。
そう考えると、希望とバックだけ持って飛行機に乗ったあの時のように、大冒険をしているのかも。

でも、あの時と違うことは、学んだことが、いつも生きる力をくれていること。
「自分がどうしたいのか、どう生きたいのか、第一に優先されていいんだよ。常識なんてないよ。自分自身がどう生きるのかを決めていいんだよ。
すぐに、答えや結果がでなくても、いつか必ずわかる時がくるよ。」

「海外で生活してみたい」というあの時の選択と経験が、生きる力となり、現在の私を支えてくれている。

by 生きる力のレシピサポーター いきる
最後まで読んでくださり、ありがとうございます♡
生きる力が届きますように!!





#あの選択をしたから

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