以下、すべて自分。

馬平社員「あー、疲れた疲れた！　ティッシュをバケツ7杯分配るって、大変だよー」

ブタ次長「馬平社員、うるさいですよ。今、追い込みなんですから」

馬平社員「よっ！出世頭！　でもいいもーん！　ぼくは新宿にお忍びで来ていたジェラルディーナちゃんを見ちゃったからねーヒンヒン！」

ペンギン課長「え？　モーリス産駒の？」

オコジョ新入社員「お母さんはあの名牝、ジェンティルドンナですよね？」

ブタ次長「皆さん、ノリすぎですよ！　そんな有名な馬が、この時期、新宿にいるわけないでしょう！」

馬平社員「だってー、エリ女ではありがとうございました！　って言ったら、『次も応援してくださいね』って言ってウチワくれたもん……」

コアラ社長「嘘くさい！　なぜジェラルディーナがウチワを配るんじゃ！　地下アイドルじゃあるまいし。お前は、嫁以外の馬に接近禁止としたのを忘れたか⁉」

馬平社員「ヒーン。ヒヒーン」

コアラ社長「で、どうなんだ？　ブタ次長」

ブタ次長「いい感じですよ。いよいよ、明日ですね」

オコジョ新入社員「でも、でも、クレームとかきたり？　そうなったら……」

コアラ社長「オコジョ新入社員、わかってないなあ」

オコジョ新入社員「？」

ブタ次長「わが社の名前は『辛口一魂。』だぞ？」

コアラ社長「文句、クレーム、ウエルカムじゃ」

ブタ次長「社是は『来るものにはとことん、来ないものは無視』だからな」

コアラ社長「ふぉっふぉっふぉっ。楽しいのう」

オコジョ新入社員「は、はい！」

ブタ次長「それに、別に文句が来るのような内容じゃないからなー」

コアラ社長「反論があるなら、ちゃんと反論を書いてほしいのう。ふっふっふ」

ブタ次長「御意！」