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ビタミンDたっぷりのキクラゲ

こんにちは、ちょらです。

昨今インフルエンザやコロナウイルス、花粉症などのアレルギーに効くとして注目を集めている「ビタミンD」

不足しがちと言われるビタミンDですが、鮭やイワシに多く含まれますが、実は「きくらげ」にも豊富に含まれています。

魚類が苦手という人はぜひキクラゲを普段の食事に取り入れてみてください。

今回はそんなキクラゲの栄養をまとめました。

きくらげの栄養

きくらげには豊富なビタミンDに加え、食物繊維、鉄、カルシウム、カリウム、βグルカンが含まれています。

ビタミンD

きくらげに含まれるビタミンDは食品の中でも1位と言われるくらい含有量が多いです。
特に日光に当てることで量が増えるので、乾燥きくらげはビタミンDが特に多いです。

ビタミンDは免疫力向上に加え、カルシウムの吸収を助け骨を丈夫にするなどの働きがあります。

βグルカン

βグルカンは糖質の一種で食物繊維と似た働きをします。
善玉菌を増やしたり、マクロファージやNK細胞などの免疫に関わる因子を活性化させることで免疫力を高める効果があります。


カルシウム

きくらげはカルシウムも豊富で牛乳の2倍と言われています。
吸収率は牛乳の方が高いですが、そもそもの含有量が多いのは見逃せません。
カルシウムは骨や歯を丈夫にすることはもちろん、心臓や血管の機能を正常に働かせる効果もあります。


カリウム

カリウムは葉物野菜に多く含まれますが、きくらげにも多く含まれています。
ナトリウムの排出を促進させることで血圧を下げる他、カルシウムやマグネシウムとともに体内のpH調整、心臓や筋肉、血管の働きを維持します。


鉄、亜鉛

きくらげは鉄や亜鉛を含み、これらは血液に必要不可欠です。
鉄や亜鉛が不足すると貧血を起こします。

また鉄や亜鉛も不足しがちなミネラルと言われていますから、きくらげは重要な栄養源でもあります。

食物繊維

キノコにはたっぷりの食物繊維が含まれています。
乾燥したきくらげにはごぼうの10倍もの食物繊維がありますが、実際はゆでたりしますから、ごぼうと同じくらいの量になります。

ただ水溶性食物繊維はあまりなく、多くが不溶性食物繊維であるため、摂りすぎには注意が必要です。


安いきくらげと高いきくらげの違い

スーパーに行くと30g 500円くらいの高いきくらげと100g 300円もしない安いきくらげがあります。これらの違いはなんなのでしょうか?

その答えは産地です。
きくらげは国産のものと海外産(中国産)のものがあります。

国産のものは高く、中国産のものは安いです。
比較すると5倍ほどの違いがあります。

味に関しては大きな違いはありませんが、中国産のキクラゲが心配である方は国産のものを選ぶと良いでしょう。

中国産のきくらげの安全性

中国産のきくらげは安価ですが、安全性はどうなのでしょうか?
調べてみると過去に何度か中国産のきくらげについて問題となった事例がありました。
基準値を超える農薬が検出されたり、アメリカやカナダで中国産きくらげサルモネラ菌による食中毒があったそうです。

こうやって聞くと「中国産はやっぱり心配」と思いますが、こういった事例はごく僅かで、過度に心配する必要はありません。
食中毒は日本でもよくニュースになっていますし、日本で流通するきくらげの90%以上が中国産であるのに、きくらげの食中毒はあまり聞いたことはありませんよね。

それでも心配であれば、国産のものを選べば良いと思います。
ちなみに中国産であることは記す義務がありませんから、「国産」と謳っている商品を手に取るといいでしょう。


まとめ

  • キクラゲは食品の中でもビタミンD含有量がトップクラス

  • カリウムやカルシウム、鉄、亜鉛などのミネラルも豊富

  • 食物繊維も豊富だが、ほとんどが不溶性であることには注意が必要

  • 国産と中国産では値段に5倍ほどのひらきがある

  • 中国産のキクラゲでも過度に心配する必要はない

それではありがとうございました。
健康生活をお過ごしくださいっ!

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