インターネットがない時代の夜、何してたっけ

1980年代 大学や研究所などに限定されたインターネット利用が始まる。
1990年前半 商用インターネット接続サービス開始。
1995年 Windows95 MacOSなどで個人利用が増える。
1990年代後半 WebサーバーやメールサーバーをレンタルするホスティングサービスやYahoo!JAPAN、検索サービスが拡がる。
2000年代前半 常時接続でコストが安いISDNやADSLサービス開始。
同じ時期 検索サービスでGoogle検索が標準となる。
同じ時期 ガラケーと呼ばれる携帯電話に対応するASP(アプリケーションサービスプロバイダー)が登場。
同じ時期 サイボウズなどインターネットを利用したグループウエアサービスが始まる。
2004年 インターネットで無料通話が出来るSkypeが登場。
2006年 YouTubeをGoogleが買収。
同年 Twitterのユーザーが3億人を突破。
2008年 AppleのiPhone誕生。3G回線を使うインターネットアクセス機器が胸ポケットにおさまる時代に。
2010年 Facebookのアクセス数がGoogleサイトアクセス数を越え、SNS(ソーシャルネットワークサービス)が拡がる。
2014年 Netflixの全世界の会員数が5000万人を突破。
2015年以降 インターネットの利用がスマホだけで行えるようになる。
2020年 コロナ禍になりリモート勤務に対応するZoom、Microsoft Teams、Google Meet、CiscoWebMeetingなどTV会議システムが普及する。

 私は1986年生まれの今年38歳である。初めて携帯を手にしたのは2001年の12月、15歳。回線を引いたのは遅く、2007年、この時は「我が家もいよいよIT革命か」なんて言っていた。
 小学校5年生の1997年、IT革命について小耳に挟んでいたし、女優・タレントとして活躍する優香さんの芸名は、インターネットや雑誌で公募していたことも知っていた。中学校で、パソコンに触っていた記憶がある。
 つまり、私の場合小学生時代がインターネット「なし」の時代だ。
 思い出してみよう。
 夕方、学校から帰ってきてまず、宿題を済ませ、母親が作ってくれた夕食を平らげる。風呂に入り、その後はテレビを見たり、漫画を読んだりして午後9時から10時には寝ていた。
 休日も似たようなもので、それで不満、ということはなかった。
 今より製作費も自由もあったテレビは面白かったし、今考えれば限られた量しかなく、選択肢に乏しい漫画やゲームもそれで問題なかった。配信なんて存在せず、ドラマもアニメも次週を楽しみにしていたのが懐かしい。
 調べものにしても、まず辞書を引いたり、図書館・図書室に行くか、本を購入するか、人に聞くか。とりあえず外に出て行動し、人と接する必要があった。
 今はスマホ、パソコンで一瞬である。最早、便利とさえ、特段思ってもいない。慣れとは不思議なものだ。
 検索したり、思い出してみたが、インターネットの恩恵はあまりにも大きい。この『note』がまさにそうだ。
 大昔から「文章を書いたら、人に見せろ」と言うが、大量の不特定多数に見せるのは難しかった。 
 インターネットさえあれば、無料で、手軽に「見せる」ことが出来る。
「あぁ、感謝しかない。ホント、ありがとうな!」
 ザっと思い出したところで、noteに対するやる気が俄然増してきた。
そろそろ2年目に突入するので、ギアを上げて、アクセルべた踏みで走っていくぞ! との「決意」に意味など微塵もない。 
「実行」にこそ意味がある。有言実行で全力疾走でいく所存です。



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