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お弁当の素晴らしさ

みなさん、おはようございます。
kindle作家のTAKAYUKIでございます☆彡

僕はお弁当が大好きです。
母親が拵えてくれたお弁当から始まり、歴代の彼女たちが拵えてくれたお弁当…。
一番最初に彼女が拵えてくれたお弁当は、中2の時の運動会でした。
母親のお弁当を食べたあとで、僕は恥ずかしさの中、嬉しさの中で、自分の鼓動を感じながら、彼女のお弁当を平らげ、空になったお弁当箱を彼女に見せました。
すると彼女は狂喜乱舞し、廊下で先生に怒られてしまいました。
いつかのエッセイでその記事は書かせて頂きましたでの、ご興味のある方はお読み頂ければと思います。

また、時に仕事仲間がお弁当を拵えてくれた事もあります。元料理人だっただけに、それはそれはセンスのある和食で、これって本来の味付けはどうたったの? って疑ってしまう程、本当に美味しかったです。

中でも父親の青のり巻きが最高に美味しかったのを覚えています。
レシピはカンタン。ごはんを敷き、おかかをまぶし、全体的に醤油をサラッとかけ、海苔の代わりに青のりを巻くのです。
このシンプルさが美味しさの秘訣なのかも知れないと、バクバク食べながら考えていた時もありました。

いずれにしろ、お昼時にお弁当の蓋を開ける瞬間が、僕はたまりません。
そしていざ蓋を開けると、一面に広がるおかずの種類と彩りにテンションが最高潮に達します。
そしてごはんはのり弁です。醬油とおかかで挟まれたのりが、わずかに縮んで美味しさを醸し出しています。

室内で食べるのも良し、公園で食べるのも良し、車内で食べるのも良し!

どんな状況下でも、母親は必ずお弁当を拵えてくれたし、彼女と大喧嘩をしたり、どちらが口を先に開くか選手権を開催した時も、ちゃんとお弁当だけは拵えてくれました。

冷めたお弁当なのに、食べていくうちに確実に僕の身体は温まり、必然と拵えた人の事を想うのです。想いながらお弁当を食べすすめるのです。

するとそこに、感謝の念が沸いてきます。

「いつもありがとう。午後からも頑張れそうです」

自分の至らなさを痛感しながら食べるお弁当こそ、拵えてくれた人への懺悔にもなるのです。
だからお弁当を食べ終えたら、せめて水洗いをしましょう。その気づかいが、拵えてくれた人への見えない感謝へと繋がるのです。

何かに躓き、ボタンの掛け違い程度の事が起きているのなら、お弁当を拵えて食べればいい。人間の悩み何て本来、飯を食って寝れば、どうにかなるようになっているのだから。

大勢で昔懐かしいピクニックに行ってもいいじゃないか。晴天の下、会話を楽しみながら、風を受け入れながら、小鳥のさえずりに相槌をうちながら、みんなで大いに笑ってお弁当を食べればいいのです。
四の五の言わずに、モリモリお弁当を食べればいいのです。


表題の写真は500円弁当です。
おかずの種類も豊富で、最高のお弁当でした。


本日も最後までお読み下さり、誠にありがとうございました。


人生初のお弁当を拵えようと思案中でございます。


【了】


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