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#0020【マンション管理】マンションに宅配ボックスを設置する効果と導入手続き等

皆さん、こんにちは。記事をご覧頂きありがとうございます。今回は宅配ボックス(宅配ロッカー)について説明します。言わずとしれたマンションの人気設備の1つです。賃貸物件を探すインターネットで探す際に、サイトによっては、細かい条件設定で宅配ボックスの有無を選択できるようになっています。

【設置のメリット】
宅配ボックスがあるとメリットは、不在時に荷物を受け取れるため再配達を手配が不要なこと、また仮に在宅時でも非接触で受け取れることなどがあげられます。コロナ禍でニーズは増した要因の1つです。それとなんと言っても何かとAmazonや楽天などインターネットで物を買う機会が増えたのが大きいでしょうか。ニーズが高い人気設備であるのがよく分かります。

【中古マンションへの設置】
ところで、宅配ボックスは、新築マンションでは設置されていることがほとんどですが、既存マンション、特に築年数が概ね20年以上経過した中古のマンションの場合、未設置の場合が多いかもしれません。今後、輸送業者のドライバー不足など人手不足と言われています。再配達を減らす意味でも宅配ボックスの設置は少しでも課題解決に役立つのではないかと考えます。

【分譲マンションでの事後設置】
分譲マンションであれば、マンションの管理組合の総会において決議をして導入が可能です。共用部分に設置をするためです。決議の要件も普通決議、すなわち、多くのマンションの管理規約では出席組合員数の過半数で決議可能です。

【ボックス数】
導入に当たって、検討が必要なのがボックスの数を何個設置するかです。そもそも置けるスペースがあるかと個数に応じて設置コストにも影響します。ボックス数が増えればそれだけコストがかかります。一般的にはマンションの総戸数の20%あるのが推奨と言われます。例えば、総戸数50戸のマンションであれば、10個といった具合です。推奨個数以下でも設置されているだけでも利便性は高まります。仮に総戸数50戸のマンションに5個(5ボックス)だとすぐ埋まってしまい使えない状況が起こるでしょう。

【最後に】
今回は宅配ボックスについて取り上げました。マンションの人気設備は宅配ボックス以外にもインターネット無料、オートロックなど他にも複数あります。また別の機会に紹介します。最後までお読み頂きありがとうございました。よかったらお気軽にフォロー、スキして頂けますと幸いです。


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