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ふたりゆめうつつ

ぼくがこの随筆をはじめた理由。もっと言うとnoteに投稿するようになった理由の話。「~の話」なんて言う話題は大概面白くない場合が多い。書きはじめた自分ですら薄々感じてはいたのだが、これから綴る気持ちはどうしてもここらの機会に知ってもらいたいと思ったので是非読んで欲しい。

ぼくが随筆をはじめた大きな理由のひとつは自分の成長と変化の為だ。

私事だが子どもの頃から人前に出たり、とにかく目立つことをするの好きだったので「ミュージシャン」という職業を理解した辺りの幼少期から22歳までずっと音楽家として成功することが夢でした。

そんなぼくも今年で齢26。4年前とある理由でその夢を諦めました。とある理由ってのはそれこそ本当に「私事」なので割愛しますけれど、当時の自分に相当嫌気が差していたのは事実です。兎にも角にもそんな自分から脱却したいと思ったときにはじめたのが随筆でした。

成長って奴には学びが付き物です。
学びって奴は学んだら終了ではありません。
人に教えられるようになってはじめて本当の学びになります。教えるってのは別に直接的に教えることだけではない訳で、自分の形として、クリエイティブなことができたら御の字なんだと思うんです。言葉でなくたって、それこそ音楽だって良い、絵だって良い、踊りだって良い訳です。

もうひとつ、人間の変化って奴は急激じゃありません。
ちょっとずつです。本当に本当にちょっとずつです。
変わってないんじゃないかと思えるときがある程にちょっとずつです。

立ち止まったりします。振り返ったりします。なんなら戻っちゃうときだってあると思います。

それでも時々大きく変わったなアと思うときもあります。

そんな自分の成長と変化に印をつけるようにはじめたのが随筆でした。

かれこれ3年は続けてます。毎日書いてます。
その7分の1がこの週一回の投稿です。

そんなぼくもやっぱりちっとも変わってないと思ったり、なんだか変わったなアと思ったり、結局のところ自分の今に関してはわからず終いです。

それでも1つ確実にわかったことは、何かクリエイティブなことを続けると世界が広がります。写真を撮る人や絵を描く人はより沢山のものが見えます。音楽を作っている人はより沢山の音が聞こえます。ものを書く人や沢山お喋りする人は沢山の人が見えてます。

人の成長や変化を長い目で見たとき、少なくともそういう事実ってのは大きく影響するのは確かだよ。

宮沢賢治のよだかの星に出てくるちっぽけな夜鷹はね、きっとぼく達の何倍も綺麗に星空が見えていたんじゃないかな。

今週も読んでくれてありがとうございます。
何でも良いから1つ人に話すでもいい。ちょこっと日記を書くでもいい。
どちらにしろ無料だからさ、騙されたと思ってやってみて。

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