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どんととらすと私。

1ヶ月のお休みを頂きまして、月初めに再開しようと思っていたら、もうあっという間に年の瀬です。

いつもなら混んでいる電車も全然人がいません。毎朝駅で見かける、なかやまきんに君のスリッパを履いたお姉さんも、点字ブロックを後ろ向きに歩くお兄さんもいません。ガラガラの電車の窓からは綺麗な景色が良く見えました。

皆さま今年もお疲れ様でございました。

そうね、そろそろ来年の抱負を決めないとね。
1年の抱負なんて言うと大層なものに思えて、ああでもない、こうでもないと考えあぐね、挙句今年の自分はこれが出来なかった、あれが出来なかったと反省大会なんかをはじめるのが毎年のお決まりです。

因みに「抱負」と「目標」の違いは何かご存知でしょうか。噛み砕いて説明すると「目標」はゴール、「抱負」は道のりです。

いやア、そう考えると継続って大事ですよね。

話は戻りますけど、ぼくが何故この随筆をお休みさせて頂いていたかと言いますと、常々書いております、物事のインプットとアウトプットについて考えていたからです。インプットとはアウトプットとして初めて本当のインプットになると思っています。持論ですので、異論は認めます。

そのインプットとアウトプットのバランスを身をもって体験する為に1ヶ月は文学やら映画やら音楽やら己のインプットとなり得るものを極力排除しまして、今月まではアウトプットを排除しておりました。

結果はと言いますと、ぼくもいまいちピンと来ていません。もう訳ない。
ただ2つ分かったことは、どんなにインプットやアウトプットを排除しても、その分「人」を通してその機会は訪れるということ。

昔、井上ひさしさんか誰かが仰っていたのを聞いたことがあります。「知る為には本当に成る可く多くの人と関わるか、若しくは文学の人に会いなさい」と、正にそれでした。

もうひとつ分かったことが、継続です。
ダメですね、1ヶ月休んだだけで書けないんですよ。当たり前のように毎週続けていたことが途端に出来なくなりました。

本当に継続って大事。
当たり前のことも続けられなきゃ、1年の目標なんてものはむつかしいですね。

ということで、重く考えなくていいからさ、ね。
兎に角、続けられる抱負を考えようじゃないですか。
ちょっと緩やかに、だいぶ柔らかに、かなり確実に。チバユウスケさんのことばをお借りして。

今年も1年読んでくれてありがとうございました。
1月からはまた週一で投稿いたしますので、どうかよろしく。




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