Kinoko

読書し続けるワーキングマザー

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最近の記事

ブックレビュー「「人生が充実する」時間のつかい方 UCLAのMBA教授が教える“いつも時間に追われる自分”をやめるメソッド」

買ってしまいました。 時間が足りない毎日、どうしたらいいのか分からなすぎて、ふらっと立ち寄った本屋で思わず購入。 図書館で読んで本当によかった本しか買わないことにしていたのに…… 新刊はまず予約で待たなくてはならないため、買ってしまいました。 肝心の内容ですが、 総花的ではありますが、それだけに、必ず「ここはよかった!」と思えるポイントがある内容でした。 私が心に残ったのは、 可処分時間(義務でやっていることは病院に行くとかでも可処分時間には入れない。仕事や家事時間も入

    • 疲労について調べ始めた

      なんでこんなに毎日疲れているんだろう 毎日疲れて疲れて仕方なくて、何が原因なのか、どうしたら疲れなくなるのか、わからないまま過ごしていました。 なんとなく、仕事と家事育児が大変だから仕方ないと思って諦めていた部分もあります。 でも、こんな状況がずっと続くのは自分も嫌だなと。 それで、この本を図書館で借りました。 読んでみた 疲れているのは脳で、特に自律神経だ、と著者は言います。 そして、ヒトは前頭葉という「意欲や達成感の中枢」が大きく発達したために、眼窩前頭野で発した疲

      • 生産性について今思うこと

        今まで ワーキングマザーの私は、生産性を上げないと仕事が終わらなくて、家事も育児も終わらなくて、だから、「生産性」「効率性」こういったことを日々試行錯誤して向上させてきました。 三種の神器(乾燥機付きのドラム型洗濯機、ロボット掃除機、食洗機)は全て買い揃えました。 仕事では、かなり非現実的な目標で仕事して(午前中で1日の仕事を終える!とか)、実際には毎日達成出来ないですが、現実的な目標は結果的に達成する、といった具合で仕事をしていました。 そんな当時の愛読書は、ちきりんさん

        • ブックレビュー「昭和なくらし方」

          図書館で借りた本です。 アズマカナコさんと稲垣えみ子さんに密かに憧れているので、昭和の暮らしに興味があります。そこでドンピシャな題名の本を借りました。 本の中身は、写真と文章の組み合わせで、文章もさることながら、写真が大変に参考になりました。 心に残った文章は以下です。 「私はいつも「買うと馬鹿になる」と言っています。言いかえれば「買わないと賢くなる」ということで、実際にそうなのです。」 本書は全部勉強になる内容でしたが、特に上の文章が強烈に心に残りました。 今あるもの

        ブックレビュー「「人生が充実する」時間のつかい方 UCLAのMBA教授が教える“いつも時間に追われる自分”をやめるメソッド」

          ブックレビュー「身銭を切れ」

          先日読んだラヴァル氏の本で、ラヴァル氏がおすすめしていた本でしたので、図書館で予約をして借りてきて読みました。 アマゾンのブックレビューでも、かなり癖がある著者であると書いている方が何人かいました。実際、結構癖がありました。 しかも、日本人にはあまり馴染みのない宗教についても書かれていたり、海外の歴史についても書いてあるので、世界史が苦手だった私には、ちょっと難しい点もありました。 ただし、それを差し引いても大変面白く、付箋を貼る手が止まりませんでした。 以下は私の中で心に

          ブックレビュー「身銭を切れ」

          ブックレビュー「シリコンバレー最重要思想家 ラヴァル・ラヴィカント」

          図書館で借りましたものすごく図書館で人気で、半年近く待ってようやく自分の番が回ってきました。 何かのきっかけで読みたいと思っていた本でしたが、待ちすぎてもはや何がきっかけだったか覚えていません。 読んでみた今回も、付箋だらけになりました。心に残る文章がたくさんありすぎでした。 心に残った文章たち 「カネではなく、地位でもなく、富を求めよ。富とは、君が寝ている間も稼いでくれる資産だ。カネとは、時間と富を人に与えるための手段だ。地位とは、社会階層内での君の立ち位置だ。」 「

          ブックレビュー「シリコンバレー最重要思想家 ラヴァル・ラヴィカント」

          育成する後進を選好したい

          アラフォーになって、後進育成について考えることが増えました。 きっかけは、noteにも書いた、「人生後半の戦略書」に書いてあったからです。 また、テレビで見た伝説のテイラーで90歳を超えた方(安積登利夫さん)が、80歳を過ぎてから、テーラーの学校を設立したこともきっかけでした。 他にも、色々きっかけはあるのですが、一言で言うと、「次の世代に受け継がれずに終わってしまう技術を救いたい」ということです。 技術革新によって陳腐化する技術は、受け継ぐ必要はないと思っていますが、一方で

          育成する後進を選好したい

          ブックレビュー「家事か地獄か」

          こちらの本は、図書館で借りずに購入しました。 いつも本は図書館で借りることにしています。 というのも、以前はKindleで購入することが多かったのですが、立て続けに「駄本」(といっていいものか・・私にとっての「お金を払う価値のない本」)を購入してしまって、本を購入することに嫌気がさしてしまいました。 本屋で立ち読みして、いいと思った本だけ買うという手もありますが、私の場合、立ち読みしている途中で疲れてきてしまって、もう買っちゃえとなって、で、買わなきゃよかった、となります。

          ブックレビュー「家事か地獄か」

          ブックレビュー「世界は夢組と叶え組でできている」

          Voicyの日経クロスウーマンの番組で、桜林直子さんの記事を紹介していて、そこで気になってkindleで購入しました。 私も働く母として、そして桜林さんと同じ1馬力なので、お金と時間については常に考えています。 家庭も仕事もどちらも100%はまず無理です。子どもがいない時には、子育てしながら仕事なんてとてもじゃないけど無理!と思っていましたが、実際にその立場になってみると、子育てしながら仕事は意外とできます。 ただ、やはりお迎えに行く時間は決まっているから、残業はできないし

          ブックレビュー「世界は夢組と叶え組でできている」

          ブックレビュー「ブルシット・ジョブ クソどうてもいい仕事の理論」

          何かで知ってずっと読みたいと思っていた を読みました。 結構長い本です。 ケインズ経済学のケインズが、週15時間労働で済むようになり、人々は暇な時間の過ごし方に悩むようになる、と言ったことは有名ですが、実際にはそのようになっていないのはなぜか、という問いが、この本には書かれています。 ロボット化はかなり進みつつあり、そのため、実際には週15時間労働で済むような仕事量しかないのに、それを埋めるブルシット・ジョブが生み出されているために、人々の労働時間は減らない、と著者は

          ブックレビュー「ブルシット・ジョブ クソどうてもいい仕事の理論」

          ブックレビュー「人生後半の戦略書」

          図書館で借りて読みました。 かなり読み応えがあり、付箋を貼る手も止まらず、本が付箋だらけに…… 著者を含め、対象とする読者は「成功した中年」のようです。 私は成功したとは言い難いですが、それでもかなりためになりました。 20代30代の時に、がむしゃらに働いて、ある程度成果を出したと思える人は、読むのをオススメします。 私自身、そのくらいの時にかなり働いて、仕事中心の生活を送っていて、そのせいで平日の日中に済ませるような用事を全くできなかったです。例えば、区役所に行っ

          ブックレビュー「人生後半の戦略書」