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【Vol.18】日本VSアイルランドを見て思うこと

土曜日のアイルランド戦。すごかったですね。まさに、歴史を変えた瞬間。前回大会の南アフリカに引き続き、世界の強豪国を倒した日本は、本当にカッコいいと思いました。(完全にラグビーは素人ですし、ノーサイドゲームを見てなんとなく、中川家の礼二を見てなんとなくぐらいの知識ですが・・・・)

あの試合を見て、ニュースを見て、色々感じた方は多いはずです。

「日本すげー!」
「ラグビーかっこいい!」

僕が思ったのは、目標設定と事前準備がいかに大事か。

彼らは、ジャイアントキリングなんて思ってない。
勝つべくして勝ったと思っている。

なぜなら、勝つことを死ぬほど考えて、勝った時のことをリアルに想像して、その時に必要なことを徹底的に洗い出し準備してきたから。

勝つと信じたこと、勝ちたいという思い。
それが大きな勝因の1つだと思う。

彼らのインタビューに応じる姿がそれを表していた。

「いままでやってきた苦労が形になってよかった。」
「アイルランド戦を想定してずっとやってきた。」
「苦しい想いもしてきたけど、全てこの日のためだった。」

アイルランドという強豪国に勝つには、何が必要か。そして、自分達に何が足りないのか。勝つシーンを想像した時に、どのようなゲーム展開で、どのようなプレーが必要か。

かなり精緻に作り込んでいたんだろうと思った。

それと同時に、思い出したのは、キングコング西野亮廣氏が近大の卒業式で話した、時計の話です。

毎時間長針と短針が重なる時計が、
11時台だけ重ならない。次に重なるのは鐘が鳴る12時。
つまり、鐘が鳴る前には報われない時間がある。と。

チックタックの話ですね。これも良い物語でした。

そして彼は、過去は変えられると話をしていました。
いまの努力やいまの結果が、過去を塗り替えると。

いままで、日本のラグビーは大きな注目をされず、前回大会のW杯で南アフリカを破ったことが奇跡とされるようなチームだった。

でも、もう過去のことなんて塗り替えられている訳です。
NHKのアナウンサーが実況で叫んだ、

"もう奇跡とは呼ばせない!"

まさにこのことなんだろう。過去は奇跡だったかもしれない。でも、いまはもう日本ラグビーの強さを証明することができた。だから、「昔は弱かった癖に。」なんてのは関係ない(そして、過去が弱かったかどうかは知らない)。

そしてもう1つ。

上述の通り、インタビューで選手が口を揃えて言っていた、
この数年間、数ヶ月、苦しい思いをしてきた。
そのことが報われた、結果として出た。それが嬉しい。と。

つまり、勝ったこと。それ自体もそうだけど、
いままで苦労してきたことが報われた。
それが一番嬉しいことなんだろう。

我々、営業もそうだと思う。

ラッキーで大型受注が入って達成した時よりも、狙って仕掛けて何度もぶつかって考えて積み上げて積み上げて達成した時の方が、絶対に嬉しい。

なぜなら、自分の考えた跡や、動いてきた跡が、明確に残っているから。

高い目標に対して、当事者意識を持ち、どのように越えるのか、どのようにアプローチするのか。

それを考え抜いた末に、お客様に評価され、ご発注をいただけた瞬間。それが営業をやっている中で楽しい!と思える瞬間だと思う。

大きくなくても良い、小さくても良い。自分で定めた目標をどのように達成するのか、そこに対して考えて考え抜いて、苦しんで苦しみ抜いて。その先に、良い成果がある。

状態目標をどれだけ精緻にイメージできるか。まさに、予祝の精神ですね。

もうダメだ、どうせ無理だと諦めるのは簡単。じゃなくて、せっかくやるんだからやりきってみる。守らない、攻める。チャレンジする。

たとえ、チャレンジしたことがうまく行かなくても、考え抜き、やり切った先に見えてくるものは絶対にあるし、次は絶対にうまく行く。

人生に失敗はない。(by西野亮廣)
雨が降るまで踊り続ければ絶対に雨は降る(by雨降り族)
10,000回ダメでも、10,001回目は何か変わるかもしれない(byドリカム)

ってことなんだと思います。

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