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今週のkinologue【9/13-19】

今週はとにかくアイスランドとつないでの『〈主婦〉の学校』オンライン取材にほぼ集中していた。日時のOKが取れてから、「取材でこういうことが聞かれると思うよ」とか「スケジュールこうなったから問題ない?」とか連絡してもプロデューサーからは全く音沙汰がなかった。今回は「主婦の学校」に行って校長先生と監督の取材という滅多にない機会なので、それを面白がってくれたレイキャビク在住の小倉悠加さんに当日の立ち合いをお願いしたのが大正解。「連絡してこないのはアイスランド人あるあるだから、大丈夫ですよー」と小倉さんが言ってくれてなかったら、当日まで眠れなかったかもしれない。当日になってようやく監督からSee you tomorrow! という短いメッセージと車の中でピースをした写真が送られてきた。うん、文化が違うだけで悪い人たちではないのだよね。取材開始時間の15分前からZoomを繋ぎましょうとスケジュールに書いておいたが、繋がったのは開始時間になってから。笑。10分押しで始まったものの、ちゃんとほぼ予定通りの取材が出来た。結果何とかなっているのも含めてアイスランド人あるあるなのかもしれない。
映画本編よりちょっとメイク濃いめだった校長先生は、映画の中でも感じられていた凛としたカッコ良さがあり、一つ一つに丁寧に答えてくれた。日常でスマホにとらわれている学生が目の前にある課題に集中して手を動かし、他の学生とたくさん話をながら一緒に作業し学んでいく場をつくることを大切にしていて、そこにそれぞれの成長があることを、校長先生は信じている。「自分自身はいつも怒らないように、ハッピーでいたいと思ってるのよ」と笑う。感受性豊かな若いときに、こんな素敵な大人に出会っていたら、人生に希望を持って生きていけるだろうなぁと羨ましくなった。現在の学校の様子や監督については、またゆっくり別の機会に。

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そして、意外とフィンランド色も濃かった今週。なぜならヘルシンキの映画祭がこの週末から始まったから。「ラブ&アナーキー」というタイトルの映画祭らしく、おどろおどろしいイラストがトレードマークだったが、今年はなんか大人しくて拍子抜け。そして毎年参加している業界の集いも今年は10周年。私を含めた海外ゲストはオンライン参加だが、あとはほぼ通常に戻って開催されるらしい。10回のうち半分以上参加している希有な日本人を大事にしてくれているのか、「ミーティング、いつにする?」催促が、、、そのため必死で何本か試写した。まだ当たりはない。笑。もうすぐカタログが送られてくるのが楽しみだが、来年こそはヘルシンキで参加したい。今日でワクチン接種2回目。きっと4回目が終わった頃には旅立てることを信じて。
いつも映画のチラシを置いて頂いたり、コラボメニューでもご一緒した吉祥寺にあったMoi さんのサイト、moicafe.comのブランドリストに遅ればせながらkinologueも入れていただきました♡

こうして見ると、フィンランド関連のショップやブランドって本当にたくさんあるんだなぁ。暫くはこちらの皆さんの力を借りて、フィンランド気分を高めていくしかないですな。



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