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HSPと向き合う上で私が失敗した事と対策

こんにちは。きのです。
ご覧くださりありがとうございます。

主にHSPや子育てに関する体験談を発信しています。

この記事では、HSPを知りその概念と向き合うにあたって、私の失敗談と対策を簡単にお伝えします。

自分と向き合いたい、より良い生き方を目指したいと考えるHSPさんに、少しでもご参考になることがありましたら嬉しいです。

▼HSPを知っただけでは何も変わらない


いきなりですが、ほんとこれです。
HSPを知っただけでは、なんにも変わらないんです。

HSPを知ると、これまで感じてきた生きづらさの原因がなんとなくわかって、安心する場合も多いですよね。私もそうでした。

2021年の秋頃にHSPと出会った私は、その概念を知っただけで救われたような気持ちになってしまいました。

これがまさに私が求めていた知識だ。
きっと苦しい気持ちが解決するに違いない。

HSPに関する本を読んだり、YouTubeやSNSでHSPに関する情報に触れていれば、自然と生きづらさは消えていくものと思ってしまいました。

しかし、そのまま情報収集を続けること数か月。いくら時間が経っても、疲れやすく気にしやすいなど、生きづらい状態はあまり変わりませんでした。

どうしてなのだろう?

私の場合は、具体的に自分の中に落とし込んで考えていなかったことが主な原因でした。

ただぼんやりと情報を見ているだけでは、少し安心したような気持ちにはなっても、何も変わらないんですよね。

もちろん、自分の違和感の正体を知り安心することはとても大切です。
安心感のその先を考えることができるかどうか。これが、後の人生をより良くする鍵のひとつなのだと思います。

HSPあるあるといわれる内容は本当にたくさんあって、共感するものもとても多いです。

じゃあ、自分の場合は具体的にどのような状態になって、辛いと感じてしまうのだろう。
その辛さを改善するには、どんな対処法があるのだろう。

生きづらさを少しでも和らげるには、得た情報を自分に落とし込んで、対処法とともに考えながら、実際の生活に取り入れていく必要があると気がつきました。

この記事をご覧くださるあなたも、基本的な知識や情報を得るだけでなく、ぜひそれを自分事として深く落とし込んで考えていただきたいです。

▼知識を自分のケースに落とし込んで対処法を考える


知識や情報を自分に落とし込むとはどういうことなのでしょうか?
参考に私の一例をご紹介します。

HSPさんが生きづらさを少しでも和らげていくためには、「自分に合う対処法を知り実践すること」が大切であると、様々な関連書籍でも述べられています。

自分はHSPかも?と思ったら、HSPに関する基本的な情報から、自分によく当てはまり、悩みの原因となっていること、自分が敏感に反応することを具体的に分析し、対処法を考えてみることをおすすめします。

繰り返しになりますが、「HSPあるある」といわれるようなHSPさんによくみられる傾向はたくさんあります。
私にとっても、どれも頷いてしまうものばかりでした。

では、自分の場合は普段の生活の中で、どのようにHSPの特徴が出ているのか。
そして、どう対処すればその特徴による辛さが軽減できるか。

自分なりに考えることで、私は生きづらい気持ちが少しずつ和らいでいきました。

例えば私の場合、次のような反応と対処法が挙げられます。

・人と会うと疲れる
→人と会う予定の後はひとりになったり好きなことをする時間を作る

・怒っている人や不機嫌な人が近くにいると気持ちが辛い
→なるべくその場からそっと離れる

・疲れがたまると子どもの声に敏感になる
→耳栓やイヤホンを使用する     など

このように、HSP由来と思われる自分が感じやすい辛さと、それに対する具体的な対処法を自分なりに考えて整理してみること。

そうすることで、自分にとってストレスや悩みとなる状況が起こる頻度を低くすることができたり、適切なセルフケアができるようになったりします。
結果的に、生きづらいような気持ちも和らげていくことが期待できます。

HSPを知ることはできたけれど、どうしたらいいのかわからない。生きづらさが減っていかない。

そんなときにはぜひ一度、HSPを自分の悩みや生活に落とし込んで考えてみていただきたいです。


以上が、HSPと向き合う上で私が失敗したこと、それに対する対策です。

そのほか、繊細な自分と向き合いより良く生きるために私が試した様々な方法や考えたこと、体験談などは、記事として今後もひとつずつご紹介していきます。

最後までご覧くださりありがとうございました。

筆者の詳しいプロフィールはこちらの記事をご覧ください。

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