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2月21日は、漱石の日&食糧管理法公布記念日&ピースマークが完成&現存する最古の日刊新聞が創刊

【漱石の日】

当時の文部省が、文豪・夏目漱石氏に対して、その功績から、文学博士の称号を贈る計画が持ち上がりました。

が、これを知った同氏は、自分に肩書きは必要ないと、提案を一蹴。

1911(明治44)年2月21日に、夏目漱石自身が称号付与を辞退する旨の手紙を、時の文部省専門学部局長に送りました。

その気概に感銘を受けた有志たちが、後日、称号辞退の手紙を送った日の2月21日に記念日を設けています。


【食糧管理法公布記念日】

国民の食糧確保、経済安定を目的とした「食糧管理法」が、1942(昭和17)年2月21日に公布されたことにちなんで記念日が設けられています。

施行:1942(昭和17)年7月1日。

1936(昭和11)年頃より続いていた食糧不足に対する諸問題解決のため、食糧の生産、流通、消費にわたって、政府が介入して管理することで、食料の需要と、高騰しがちだった価格を安定させることが目的とされていました。

が、米は、全量政府管理、地主や農家による小作米の販売禁止など、割と厳しい内容でした。

米の輸入開始に伴い、同法律は廃止されていますが、一部内容は現行の「主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律(通称:食糧法)」に引き継がれています。


【ピースマークが完成】

1958(昭和33)年2月19日、イギリス人アーティストのジェラード・ホルトム氏がデザインした、平和を表すシンボルマークの「ピースマーク」が完成しました。

元は、イギリスの平和団体が行った核軍縮キャンペーンのために制作されたもので、そのため、マークは核軍縮を意味する「Nuclear Disarmament」の頭文字を手旗信号で表現していて、NとDを重ね合わせて、丸で囲んだデザインです。

N 

1960年代に行われていたベトナム戦争への反戦デモの象徴として、このマークが使用されたのを機に、一気に世界中へと広まっていき、今日では、平和活動、反戦運動などを表現する世界共通のシンボルマークとして使われています。

【現存する最古の日刊新聞が創刊】

1872(明治5)年2月21日、現存する中で日本最古となる日刊新聞「東京日日新聞」が創刊されました(現:毎日新聞)。

日本初の日刊新聞は、1870(明治3)年12月8日に創刊された「横浜毎日新聞」でしたが、後に他社に吸収されていて、毎日新聞の前身にあたる東京日日新聞が、現存する中では最古の日刊紙とされています。

上記経緯も考慮され「東京日日新聞」の流れを汲む毎日新聞社では、記念日表記とは異なり、東京で最初の日刊紙という表現を使用しています。

そして、この日は、日刊新聞創刊の日として記念日のひとつに制定されています。


(以上、ネット検索より)

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