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3月7日は、消防記念日&東京消防庁開庁記念日&警察制度改正記念日&薩長同盟が締結&松下電気器具製作所が創業&サウナの日/サウナ健康の日

【消防記念日】

1948(昭和23)年3月7日に、消防組織法が施行されたことにちなんで記念日が設けられています。

消防組織法が制定される前までの消防は明治以来警察の所管とされておりました。

が、条例に従って市町村長が消防を管理する自治体消防制度に変更され、各市町村に、消防本部、消防署、消防団の全部、または一部を設置することが義務化されました。


【東京消防庁開庁記念日】

上記、消防組織法によって、東京消防本部が警視庁から分離し、独立したことにちなんで記念日が設けられています。

約2ヶ月後の5月1日に、警察組織の警視庁に合わせて、東京消防庁と改称されています。

また、「東京消防庁は東京都の行政機関」と定められていて、国の行政機関である消防庁とは別の組織です。


【警察制度改正記念日】

それまで国が統制してきた警察権制度が、1948(昭和23)年3月7日に改正され、国家地方警察、地方自治警察の2つに分けられたことにちなんで記念日が設けられています。

第二次世界大戦終戦までの警察は、国家の警察として中央集権的な機構だったため、一部の権力者が警察力を我が物として利用し、国民の平和や権利を踏みにじる場合が少なくなかった状況を一新すべく、警察機構を上記2つに分け、それぞれが互いに独立した組織となり、別機構とする よう改編されています。

また、1954(昭和29)年7月1日には、警察法が全面的に改正され、警察庁、内閣府外局所管、都道府県警察、都道府県公安委員会所管に再編成されています。


【薩長同盟が締結】

当時、敵対関係にあった長州藩と薩摩藩が、土佐藩士・坂本龍馬の仲介のもと、1866年3月7日に京都の小松帯刀(たてわき)邸にて、軍事的同盟を締結しました。

旧暦:慶応2年1月21日。

薩長同盟は、薩摩側:西郷隆盛、小松帯刀、長州側:桂小五郎、仲介:坂本龍馬の間で結ばれた藩同盟で、薩長盟約、薩長連合、薩長の密約とも呼ばれています。

《薩長同盟の簡単な概要と内容》
当時、朝廷の敵(=朝敵)とみなされていた長州藩と、朝敵を討とうとしていた薩摩藩は、激しい敵対関係にありました。

が、内部からの幕政改革強硬論もあり、幕府に対して従順になりきれなかった薩摩藩は、イギリスなどの諸外国と独自貿易を行い、主に軍事力で幕府を凌ぐ力を蓄えていくきました。

そこに、同じ倒幕の意志を持つ長州藩を薩摩藩と繋げ、共に心願成就を図るべく、敵対する両藩を坂本龍馬が仲介。

坂本龍馬の尽力もあり、敵同士だった両藩を見事結び付けることに成功しました。

これにより、倒幕の機運がより一層高まり、動乱の幕末へと加速的に進んでいきました。

《薩長同盟の内容 》
薩長同盟の締結によって、結果的に倒幕への機運が高まるも、同盟の内容自体は、幕府そのものを共に討つ的な内容ではないと考えられていて、薩摩藩は今後幕府に味方しない、薩摩藩は長州藩を支援する、討つべきは「一会桑(いちかいそう)」といった、主に6か条からなるものでした。

[一会桑]
一橋慶喜:江戸幕府15代将軍・徳川慶喜
松平容保(かたもり):会津藩主
松平定敬(さだあき):桑名藩主
その3名を指す当時の言葉。

また、上の写真の文書の赤字は、坂本龍馬の直筆で、立場的に同盟の内容を文書として残したくない薩摩藩側を牽制した長州藩側・木戸孝允が、仲介役として同盟締結の場にいた坂本龍馬に、虚偽がないことを記してもらった裏書きと目されています。


【松下電気器具製作所が創業】

1918(大正7)年3月7日、日本を代表する電機メーカー・パナソニックの前身にあたる松下電気器具製作所が、大阪市で創業しました。

創業者の松下幸之助氏は、一代で当時の松下電気器具製作所、松下電器製作所、松下電気松下電器産業器具製作所などを築き上げたその手腕から、経営の神様と称されています。

また、以前は、松下、ナショナル、パナソニックなど、名称を世界展開によって分けていたものの、2008(平成20)年に、世界的にも浸透していた「Panasonic(パナソニック)」の名称に統一されれました。


《余談》
Panasonicは、
PAN
意味:全ての、あまねく
言語:ギリシャ語

SONIC
意味:音
言語:英語

それを組み合わせた造語で、命名当時の主力商品だった高性能スピーカーを念頭においた、「松下電器が創り出す音をあまねく世界へ」のスローガンが元になっています。


【サウナの日/サウナ健康の日】

日本サウナ・スパ協会が、サ(3)ウナ(7)の語呂合わせにちなんで、3月7日に記念日を制定しています。

サウナには、発汗することによって交感神経や副交感神経などが刺激され、精神の安定に効果が見込めるとされています。

近年では、サウナを楽しむ活動を称した「サ活」が言葉としても人気になるなど、自身の身体と心を内外から「ととのう」サウナが人気と注目を集めています。

一方で、ストイック過ぎるサ活、自分の常識や過度なマナーを周りに強要する言動なども散見しだしていて、最低限のマナーを守った利用方法で、無理なく自分に合ったサ活を楽しんでもらいたいとの呼びかけが行われています。

また、サウナを楽しむ一環として、例年3月7日には、日本サウナ・スパ協会加盟店の一部では、満37歳のお客様と同伴の1名を、サウナに無料招待するなどのイベントが行われています。


(以上、ネット検索より)

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