御裸イ坂〜裸舞姫美礼 008/小説+詞(コトバ)
♪あぁ、あなた…
あなたがいてくれないと、私…
寂しくて…哀しくて…
あなたがいてくれないと、もう私…
寂しくて…哀しすぎて…
あなたにキツク抱きしめられたい
だって、そうじゃないと
私が誰かわからない
何者なのかわからなくなり
そして、消え行く…
待って! 心が空(から)になる
その前にあなた…私を…
お願い!
あぁ、そうよ…
あなたがいてくれるなら、私…
いつでも頑張れるの
あなたがいてくれるなら、ねぇ私…
いつでも頑張れるから
私をキツクキツク抱きしめて!
そして、二人ともに
互いの夢に向かい合い
互いの夢を叶えるために
二人でともに
きっと、心一つにして
明日を迎えに行きましょ!
二人で!!
でも、でもね…あぁ、あなた…
アケルは、鈍感なのでしょうか?
うぶなのでしょうか?
あるいは、雇い主であり、部屋まで提供してくれているミレイに、遠慮しているのでしょうか?
それとも、女として見ていないだけなのでしょうか?
ともあれ、何事にも焦れったい男であることは、間違いないようです。
ミレイは、そんなところも引っくるめて、アケルが大好きなのですが…。
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