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イジメ防止法?

いじめ防止法なるモノがあるそうな。

まあ、お役人が作る決まり事だから、何となくどんな感じのものかは分かってしまう。

イジメって、陰湿でどうしようもないモノなのは確かだけど、ルールで縛ろうとしても難しいのではないだろうか。

イジメという言葉は、何となく「万引き」と使われ方が似ている気がする。

ただ、万引きが窃盗に置き換えられるのとは違い、イジメは定義が難しい。

かつて、自身が中学生の頃、どうしても気の合わないヤツとは接点を持たないようにして口を利かないようにしていた。

ある日、その方がワシに向かって「オレをイジメるなよ」と凄んできた。彼はワシの態度がイジメと理解していたらしい。誰かと一緒に無視した訳でもない。無用な争いとストレスを避けただけのこと。

付き合う人を選ぶこともイジメになる…こんな発想しかできないから無視されることを彼は永久に気づかないだろう。

ま、話は逸れたが、ニュースで聞こえるイジメのレベルは単なる犯罪である。

カネを巻き上げれば恐喝だし、プラス暴力なら強盗である。ネットで言われのないことを流布されたら名誉毀損になる。

そんな犯罪者を変に子ども扱いして、柔らかく「イジメ」なる言葉で誤魔化しているだけのことである。

人から無視されるのは辛いけど、コミュニケーションをするしないは相手が決めること。無視せずに話しなさいと法律で決めるつもりなのだろうか。決めたところで誰が従うのだろうか。

今の法律で充分である。妙な、ことなかれ主義をやめてダメなものは即犯罪と扱うだけでいい。

わざわざ人をいじめたいと思うような低次元なヤツらの自主性を期待するより、犯罪者になるという抑止力を与えるのが賢明ではないか。

余談。某ミニ政党の党首が、殺された人よりも、殺した理不尽などうしようもない犯罪者を「前途ある若者」と庇うようなブラックジョークを根絶やしにすることから始めたらどうだろうか。

ミニ政党とは言え、仮にもバッジを付けた議員が犯罪を推進しているようだ。コレはイジメ防止法には引っかからないのだろうか。