夏にねこ？と思いながらも、絵は雪じゃん！とツッコミながら気になったので選んだ絵本。

「なつねこ」かんの ゆうこ（著）、北見 葉胡（著）

【内容】
ここちよい風鈴の音の秘密は、夏の思い出
風鈴の音色が大好きななみこは、ある日やってきた妹猫にさそわれて、風鈴工房を訪ねました。そこで、風鈴職人をしている兄猫から風鈴の音の秘密を教わるのです。

【感想】
色味とイラストも独特な雰囲気があって、ちょっと日本画っぽい感じもある。文字数は多め。

風鈴の成り立ちや工程が、ストーリーの中に盛り込まれていて、簡単にわかる。

雪かと思っていた表紙の絵は、実は光の粒だった。物語の中の音の秘密を握っている。

日本人だけが涼しさを感じることができる風鈴の音の響き。そして子どもだけが見つけられる、気づける世界がどこかにあるのかもしれない。トトロみたいに子どもだけがわかる不思議な世界を体験できる絵本です。

【絵本のキーワード】
ねこ　夏　風鈴　音　不思議　独特な世界　和

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風鈴って日本独自の伝統のものでいいよなぁ。ググってみると、いろんなところでお祭りなどもあるみたい。そしてフォトジェニック。音だけじゃなくて、今やインスタ映えにも人気があるようです。

写真でも涼しい気分になります。