変わらないための習慣

 朝、起きたらまず10分身体をほぐす。
 その後、トイレに行き、温かい甘酒を飲む。
 数学のプリントを30分ほどやって、散歩を30分くらいする。
 帰ってきたら、もう少し本格的に身体を動かして、その日の予定に取り組む。

 これが僕の朝の習慣。
 天候の影響や早朝からの用事がない限りは、毎日こんな感じで過ごしています。

 たまに寝るのが遅くなると、起床して「もう少し寝ていたい」という気分になるけれど、最初のほぐしが始まれば、半ば自動的に身体が動いてくれるので、散歩から帰る頃にはだいぶクリアな状態になっています。

 最近は散歩の終わりに縄跳びを始めました。

人間は簡単に変われてしまうから危険

 やる気だけでどうこうすることはできないので、習慣化することを意識するようにしています。なるべく選択の回数を減らすことで、迷うストレスも少なくなるので僕にとってはとても楽です。

 習慣の大切さについては色々な人が言っていて、今更それについて僕が語るまでもないでしょう。
 ただ、僕は知識や経験を増やして変容していくためにというよりも、習慣は変わらないためにあると思っています。

 人間はそうそう変われない。

 そう言う人がいて、僕もそう思っていたけれど、存外そんなこともありません。むしろ、いとも容易く変われてしまう。そこから得られる恩恵もあれば、問題が引き起こされることもあります。

初心に返る習慣

 例えば、感動的なエピソードを聴いたり、勇気付けられたりすると、やる気が出てきます。
「自分も負けていられない。さあ、行動するぞ!」
 そう心に誓います。
 しかし、具体的になにをするかとなると、立ち尽くしてしまう。膨らんだやる気はだんだんしぼんで行き、結局なにもしないまま寝てしまえば、翌日起きた時には情熱は霞のように消えてしまっている。

「行動するぞ!」という想いに決して嘘はなかったはずです。
 けれど、その想いはすぐに立ち消えてしまっている。

 ほら、1日もしないうちに、めまぐるしく変化しています。
 だから、僕達に必要なのは変わろうとすることじゃなくて、自分にとって大事なものを変えない努力なんじゃないかと思います。

 ただ、気まぐれな感情は冷凍保存しておけません。
 だから、習慣という行為の中に落とし込むことで、行為をきっかけに何度でも思い出せる仕掛けを作っておく。

 そういう考えのもとに習慣を捉え直してみると、前に進むというよりも、初心に返るためのものです。
 大事なのは、習慣そのものではありません。そこから得られる恩恵や成果はおまけでしかない。
 習慣を始めようと思った「やってみようかな」という状態こそが宝物。
 その衝動が僕達に一歩を踏み出させてくれるのですから。

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本田

日々の思考と記録

毒にも薬にもならないけれど、身体に染み込むように、思ったこと、考えたことを自分の言葉で書きます。拙くたって、伝わらなくたって、真摯に書く。
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