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1日1歩

実は引っ越しをしているのですが、あまりのやるべきことの多さに疲れています。

ただでさえの手続きの多さに加えて、新しく必要になる家具家電の手配、またその組み立てなど、1つ1つは大したことのない作業の種類と量の多さのダブルパンチにやられています。おまけに想定していなかったトラブルも重なり、新生活へのワクワク感を感じる暇もないです。

「今日もやろうと思ったことができなかった」と思う一方で、しかしやることが10あったら、少なくとも4か5はできているので、状況は少しずつ整っているといってもいいでしょう。

終わりが見えないように感じることだとしても、終わりがあるのであれば、やり続けていけばいつかは終わるのです。

ということで、あまり悲観的にならずに淡々と物事へ取り組んでいきます。

もう3週間前くらい前になりますが、『PERFECT DAYS』という映画を見ました。

気づけば、いろんな人が感想を書いていて、「そうそう、感想を書きたくなる作品があるのだよな」と感じています。

説明がないからこそ、自分の言葉で補完したくなる。そして、余白を埋める行為とは自分の内側から言葉を引っ張り出してくることでもあるから、いつしか自分のことを語ってしまっている。想いが溢れてきてしまう。

物語を語っているのか物語で語っているのかわからなくなってくる。

人を豊かにするのはきっとそういうものだと思っています。

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