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子どもと大人の基本姿勢#15

 1度だけ小学生とインタビューゲームをやらせてもらったことがある。

 流石に20分は長すぎるであろうということで、インタビューの時間を10分にした。インタビューゲームの性質上、詳しく中身を伝えられないのが残念なくらい面白い時間だった。

 その中で基本的な姿勢が子どもは異なるのだなと気づいた。

 やりたくないことに理由がある。
 やりたいことには理由はない。

 だから、基本姿勢として「やりたくない理由がなければ、やってみる」なのだ。それに気づいた時に子どもの成長の速さの理由に気づいた。

「やらない」が基本姿勢になっていないか?

 年齢を重ね、経験と知識が増えていくと、多くの大人が「やる理由」を求めるようになっていく。僕もそうだ。
 ともすれば、それは良いことじゃないか、と思うかもしれない。なぜなら、自分なりのストーリーがあって、その「やりたいこと」に出会ったのだから。
 しかし、それは裏返せば「理由がなければやらない」のだ。出発点はやらない。ただ、やらなければいけない理由があるからやる。

 仕事だから。
 他の人に迷惑がかかるから。
 やらないと後悔するから。

 しがらみを疎ましく思いながらも、心のどこかで求めている。それが推進力になるから。

 しかし、そんな大人も小さい頃は色々な体験と失敗をしてきたからこそ、そう思うのだ。そして最初は「嫌じゃなければ、やってみよう」という姿勢でなければ、体験の数は増えていかない。

 自分がどんな姿勢で物事に取り組んでいるのか。小学生とのインタビューゲームでは見直すきっかけになった。
 それ以後、お誘いにはのってみることが多くなったと自覚している。もちろん、僕にもやりたくないと感じることや都合がつかない時もあるけれど、自分で迷った時は「yes」を心掛けている。

お知らせ

「インタビューゲームの50人を終えた報告会」をやることになりました。
 僕と同じく50人とセッションした人と一緒に、その変化や学んだことを棚卸しします。ただお話を聞くだけでなく参加型の場にできればと思っています。疑問や質問を持ってのご参加お待ちしております。

   4/22 13:30~16:00です(13;15開場)

 詳細情報は→こちらよりご覧ください!

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