教材紹介 「住み継がれるまちの条件:ニュータウンから考える住まいの条件」


京大から新しい動画配信があるので紹介します。ぜひ小中学校の教材等にも使っていただけるとうれしいです。この動画でフィーチャーされているのは、都市や不動産の研究をしている馬塲弘樹助教授の千里ニュータウンに関する研究です。

人々の住まいを多様な観点から分析するための住宅データベースの構築をしている。それにより、住宅の立地や規模、築年数、取引価格などの重要な情報を収集するとともに、一部では建物画像や室内間取りをはじめとする非構造データも取り入れ、多様な学問知を統合するためのデータ集約を図る。

https://kyoto.cseas.kyoto-u.ac.jp/staff/baba/

馬塲先生も私も空間や場所のような概念に関心を持っている研究者です。半年前くらいに私が京都に移籍してから知り合ったばかりなのですが、お話ししたり動画を観て思うのは、私がメディアや学会による空間の表象と実際の住民たちの空間の使い方のズレを問題にしているのに対して、彼は生活する人たちにとっての場所や空間の価値、住民同士のつながり、場所の使い方の変容のように、より具体的な場所に密着した研究者なのかなーと思っています。それでいて大量データによる客観的な分析をやる、というのも大きな違いですね。

広報委員会からの紹介文↓

馬塲先生の研究をもっと知りたい方はこちら↓


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