桔斗

旅するプログラマー。音楽とフィクションを好みます。時々、サックスを吹き、ピアノを弾きま…

桔斗

旅するプログラマー。音楽とフィクションを好みます。時々、サックスを吹き、ピアノを弾きます。まれに短歌を詠みます。(別名:MU、ギエナ)

最近の記事

会計ノート|内税価格の消費税計算

残念ながら、適格請求書発行事業者云々、所謂インボイス制度が始まりました。1回のレシート(請求書、領収書etc)での消費税の端数処理は、切り捨て1回のみというのがあるので、先週あたりからコンビニの棚の表示価格が小数点以下2位までになったりと面食らうことも多々りますね。 すぐに忘れそうになる、内税価格の消費税額の計算方法です。 消費税の税率を z (10% = 0.1、8%=0.08)、内税の表示価格を tとします。 t * ((1+z)*100 -100) / ((1 +

    • 短歌ノート|物語 始まる場所はいつもいるここから先へ踏み出す勇気

      2012年9月頃、twitterで、原 沙良葉( @harasaraha )さんとのリレー短歌をしました。そしたら物語がうまれました、ちょっとしたファンタジー。 そろそろと水面に足をおろすように(彼方の歌が私を呼ぶの) <沙良葉> 水の精 行き先示す波模様いずれこの場で授かるために <桔斗> するするとほどける水の檻いつか再びここに帰るときまで <沙良葉> 目的は旅の足取り軽くする 出会うべき人居るはずだから <桔斗> ひらひらと銀色の手が走り去る 私を招くあなたは

      • Coldfusionノート|Coldfusion2023 Linuxインストール時の Apache 設定

        新製品のインストールと設定はいつも緊張します。 テスト環境、開発環境含めると50回以上インストールしているColdfusionなので手順は慣れたものですが、、最近はWebサーバー設定はインストール後別におこなわないといけないので一手間増えた感じはあります。 Webサーバー設定ツール(wsconfig)での設定sudo [cfroot]/cfusion/runtime/bin/wsconfig -ws Apache -bin /usr/sbin/httpd -script

        • 短歌ノート|8月8日

          2009年 安全な場所から出ずに居る限り 闘いの場は生まれはしない 2011年 絶え間なく流れる音に上質を聴き分ける耳 鍛え続ける 忘れ物 戻ってみたがなんだっけまるで頭上のメガネだ笑え 2012年 無意味なのあなたの居ないこの世界 ビッグバンからやり直したい 2013年 演じたよ通用するか知るために 実験台は黙ってなさい 2014年 憐れみが護るべきもの見誤る 壊れる音が雑音になる 2015年 先に行く背中を追って走っても 横顔すこし置いてけぼりか

        会計ノート|内税価格の消費税計算

          短歌ノート|8月7日

          2011年 見守るよ涙隠した横顔が 笑顔にかわる信じてるから 2012年 古傷が教えてくれる真心に 包まれていた穏やかな波 2013年 風が呼ぶ足を止めたら夢が覚め どこかに連れていかれてしまう 2014年 傘さして濡れないように護っても 風に殴られ水と戯れ 2015年 顔のない声の正体探しても 果てなく続く暗闇の中 2016年 想い出を偲ぶ形はそれぞれで 供えた花の香りも違い 2017年 道しるべ気づかぬように置いていき 川の向こうで笑っているの

          短歌ノート|8月7日

          短歌ノート|8月6日

          2009年 重力に逆らいながら伸びる茎 ただひたすらに上をめざして 2013年 我慢して何もない振りしてみても 増長してて刺したくなるね 2014年 知らぬまま過ごせるならば幸せと 遮断したのは優しさですか 2015年 地面から背中を浮かす努力など 報われないし筋肉も萎え 2017年 指先のたどり着く先知らされず 黒い涙と穏やかな空 ただそこにいたことだけではじまった 凝縮された走馬灯みる 憎しみをぶつける先がいなくても 誰かかわりに見繕うから 真っ黒な指先にある優しさに も

          短歌ノート|8月6日

          短歌ノート|8月5日

          2009年 もえたぎる炎を消さず夜をむかえ 満月の横 添い寝させてと 2010年 打ち水の効果も失せる暑さなら せめて風だけ気持ちよくして 我儘もみている分は可愛くて 向かってくると愛が必要 伝わるよ命をかけた歌だから 世代をこえて 更にこれから 2012年 考える時間の価値を問われてる フーコー振り子 思考の軌跡 2013年 いつまでも答えを出さぬ煮えきらぬ それなら道を違えるだけと 2014年 もうすでに決まっていたと知らなくて サイコロ振った愚かな昨日 2015年 あの

          短歌ノート|8月5日

          短歌ノート|8月4日

          2012年 助手席の幻抱いて走る道 どこに行っても霧立ち込める 2013年 嫌われて 二度と笑顔は見られずに別れるのだと思い込んでた 2014年 賽の目の奇遇で計る余命なら 時々雨で傘を持たずに 2015年 対等な関係だって思いたい 優しいだけのあなたは要らぬ 2016年 本能に逆らってまで手に入れた 壊れかけてもついていくから 2017年 散らばった夢を纏めて何処へ行く 生きる歓び闘う明日

          短歌ノート|8月4日

          短歌ノート|8月3日

          2009年 古傷を隠した嘘が重なって 道を無くして祈る虚しさ 2012年 弱音はく安心感が言い訳に 変わっていくと単なる甘え 2013年 頑なな態度の理由聞いたけど 嫌いになったわけじゃないのよ 2014年 機械化を受け入れるのは怖かった 制御できない狂ったポンプ 2015年 動かすと食い込む痛さ程々に 縄の痕だけ隠し続ける 2016年 とめどなく溢れる水を堰き止めて 絶望とかをとかしてみれば 2017年 言葉では埋めきることはできなくて 無数のヒビをなおす毎日

          短歌ノート|8月3日

          短歌ノート|8月2日

          2009年 絶望に産まれこの身 書き連ね溢れて消える重ねた月日 2010年 恨むコトできたら楽と知ってても 笑顔浮かぶよ声も聞こえる 見送る背 ホントはずっといて欲しい言葉にしたら堕ちるしかなし 光さす幻は消え現実だ 目を閉じたくて白だけ望む 2012年 交差点 ふと足を止め月明かりなんとなくから始まるであい 2013年 振り返る影だけ残り気配なく 疑いがうむ悪意の欠片 2014年 暗闇に炎ともして道探す 干支も巡って明るくなって 2015年 鬱血の痕をなぞって繰り返す 夢見

          短歌ノート|8月2日

          短歌ノート|8月1日

          2009年 志 握る銃把を懐に未知なる海へ漕ぎ出す勇気 2010年 もういいよ 腹が立つほど鈍感でふりまわされるコトに白旗 ただじっと待っていても伝わらぬ 夢の続きは手繰り寄せよと 嘘でいい納得させて欲しいコト 時にはあるの明日のために 我が道に寄り添い別れ旅人の 行先気にし遠回りする 閉じ込めて動けなくして支配して そしたら誰かおかさずにすむ 知らぬ間に壊れていると気がついて 振り返るべき時なき怖さ 2011年 一緒には朝日迎えることはない それでも良いと向き合ったから 足

          短歌ノート|8月1日

          短歌ノート|7月31日

          2011年 声に出し五感を使い刻まれた 言葉の全て理解するには 2012年 道は無し一足毎に踏み固め 孤独に染まる静寂の地へ 2013年 積み重ね此処で見ている風景は 到達じゃなく新たな景色 2011年 秒針の指す方向に感情をまわし続ける 胸の支配者 2015年 意味のない文字が並んで出来たのは 歴史をつくる重い一言 2018年 雨土に感謝したいと 飛び出した君の故郷は壊れはじめて

          短歌ノート|7月31日

          お散歩ノート|54回目の献血

          A型 RHマイナス日本人のABO血液型におけるA型RH陰性(マイナス)の比率は約0.2%という500人に1人の割合。 血縁でいくと、母(A型)、母の妹(AB型)がRHマイナス、それ以外でも、かつての妹分(O型)、演劇関連お友達(B型)etc、、確率以上に身の回りに居る気もする。 名古屋市の人口約230万人のうち約4600人が僕とおなじA型 RHマイナスということになる。 血小板の寿命は7〜10日手術や化学療法などで血小板が減ると出血部の血を止まらなくなって、血圧を維持できな

          お散歩ノート|54回目の献血

          短歌ノート|7月29日

          2010年 明日へと続く道だと信じてる 自分だけしか見えてなくても 言い訳をしない冷たさあるのだと 時間をこえた声が聞こえる 構造を読み解く力みせるのは 真の目的つかむ瞬間 風鈴の涼しささえも温度計 差でしかないと気づく酷暑日 ひとり旅 緊張感も楽しみで夏休みだし背伸びしたよね 失った指輪が戻る意味を問い 考えすぎて金縛りだね ものづくり時間をこえる価値はなに 才能という答えに詰まる 2012年 空白の叫びを聞いて 物事の奥にある膿 吐き出させたら 2013年 渡された鍵はな

          短歌ノート|7月29日

          短歌ノート|7月28日

          2013年 添い寝して 月の光で歌を詠み 体温だけが生きてる証 2014年 幼さが新鮮になるポイントで 行き先きまり恋路となるか 2015年 心地よい疲労感から絡まって 罪悪感と ともに寝る昼 2016年 孤独さえ楽しめるならまた今度 星の降る日にここであえたら 2017年 落ちてから 自分の掘った落とし穴 空を眺めて泣くか笑うか もう居ない場所に無理やり戻しても 幻つくる労力に果て 先にある風景決めて進んでも たどり着いたら別の景色で

          短歌ノート|7月28日

          クロスロード|想い出は流れるまま〜交差点

           空に向かい絶叫する候補者。それを距離をおいて取り囲む通行人。国政選挙日一週間前の駅前交差点は、関心というピントのずれた風景写真と無関心というケースに入ったままのフィルムのごとく私には不必要なものだらけ。 「こんなところにいると心が痛む」  隣からそんな言葉が聞こえた気がする。それは、過去からの言葉だ。  彼の仕事のスケジュールを確認し、休日出勤を同じ日に重ね、仕事の進捗と彼の行動を天秤にかけならがら、彼の昼休憩の時間にうまくあわせて自分も昼食にでる用意をし、昼食を一緒にと

          クロスロード|想い出は流れるまま〜交差点