求人広告の万能なキャッチコピーとは
キャッチコピーは求人をする時の大事な要素の一つです。
キャッチコピーに興味を持ってもらわないと求人の詳細を見てもらえないからです。キャッチコピーは本でいうと題名です。どんなによい内容の本でも題名が悪いと手に取ってもらえませんよね。
そんな大事なキャッチコピーですが、採用担当者さんから 「応募が来るキャッチコピーって何?」 とよく聞かれます。しかし、そんな万能な言葉はありません。もしあれば全ての求人広告に使われているはずです。
ただ、ひとつ言えるのはキャッチコピーはそのお店や企業にしか言えないオリジナリティあるものが効果的です。キャッチコピーをそのまま他でも使用できるキャッチコピーには価値がありません。
キャッチコピーに困ったらこの3つのポイントから考えてみましょう。
■メリットを伝える。
一番王道な方法です。他社にはない働くメリット、自慢の待遇などのアピールを入れてきます。注意しないといけないのは同業他社や同地域の企業と比較した時に優位性があるかどうかです。いくら自社で高収入だと思っていても他社も同じ待遇ならメリットにはなりません。
<例>
・未経験からでも月給50万円以上です
・年間休日125日、有給消化も100%実施
・業界シェアトップクラスだから営業しやすい
■ターゲットを明確にする。
ターゲットは広くしたくなりますが、一人ひとりに刺さりにくくなるので結果的に応募は少なくなります。また、採用後の離職率も高くなります。だから希望のターゲットを絞り、その人に向けたメッセージを伝えると効果的です。ただし、ターゲットを絞りすぎるとターゲット自体がいなくなるのでバランスを気を付けましょう。ターゲットの絞り込みのコツは前職の悩みを自社で解決できることを伝えることです。
<例>
・営業が苦手な社員が1ヶ月で月収50万円越えるほどの商品力
・残業ゼロ実施で共働き夫婦も安心して働いています
・論理的思考力が得意な人と相性が良い仕事です。
■面白さを伝える。
待遇などの条件面は簡単には改善できません。そこで仕事の面白さややりがいを伝えることで興味をもってもらいましょう。
<例>
・裁量権の大きい仕事だからやりがいを感じる
・自分の仕事の成果が形に残るから子供に自慢できる
・独自の新しいサービスで時代を切り開く経験ができる
最後に、キャッチコピーはあくまでも広告の入り口の部分です。いくら良いキャッチコピーでもキャッチコピーだけを見て応募することはありません。あくまでもきっかけにすぎませんので、広告の詳細部分にもちゃんと会社や仕事の魅力を伝えてあげることを意識しましょう。
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