求人でアピールすることが無い場合はどうする?
「求人広告でアピールすることがなくて困っている。」という相談を受けることがあります。ただ、色々話を聞いてみると、良いアピールポイントがあるのに見逃していたり、気付いていなかったケースは多々あります。
では、どうやってアピールポイント見つけていくんでしょうか。
アピールで悩んでいる担当者は「給与が高い」「仕事が簡単」などの分かりやすいメリットこそがアピールポイントだと考えています。
確かにその通りなんですが、その他にもいろいろあるんです。広義の意味でのアピールポイントを探しましょう。
マイナス面をプラスに変換する
ひとつのポイントは「マイナス面を隠さずにプラスに転換して伝える」ことです。
例えば、店舗が綺麗なオープニングの募集は人気があります。でもお店が古くてもレトロな雰囲気を好む人もいます。そうするとこの古さもメリットに変わっていきます。また、長年続いているお店と言うことは店主の人柄が良いのかもしれません。それもまたメリットになります。
このように一見デメリットに見えそうなことも、切り口をかえるだけで魅力的に伝えることもできます。他にもこんなマイナス面もプラスに転換できます。
■接客が厳しい ⇒ マナーや言葉使いが社会人レベルに成長できる。
■時給が安い ⇒ そのかわり仕事が超簡単。
■体力を使う ⇒ お金をもらって筋トレできる。
注意すべき点は、人によってはデメリットのままの場合があるということです。「体力を使う」に関していうと「筋トレ」と言ったところで筋トレをメリットと感じいていない人もいるからです。むしろそっちの方が多数派でしょう。重要なのは広く薄くアピールすることではなくて、ターゲットを明確にするということです。
マイナス面を隠してしまうと「未経験者歓迎」「アットホームな職場」などのありきたりなPRになってしまい、注目される可能性は低いです。
ということで、アピールすることに困ったらデメリットをプラスに変換してみましょう。
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