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求人広告の営業さんに原稿丸投げしたらダメです

求人広告に掲載しても応募がなくて困っている採用の担当者はホントに多いです。

でも、
応募を増やすにはどうすれば良いかを考え抜いている担当者の方はは少ないように思います。

・勤務地周辺の給与相場は知っていますか?
・同業の求人情報のチェックをしていますか?
・差別化ポイントを3つ言えますか?
・仕事、商品・サービス、職場環境の魅力を言えますか?

求人を出せば来る時代は終わっていて、今は求職者より求人の数の方が多い状況です。そんな状況では「選ぶ」のではなく「選ばれる」立場であることを再認識しましょう。

特に中小企業では人事課なんてものはなくて、メインとなる業務をやりながら求人活動を同時にやっている担当者が多いです。なのでなかなか本腰をいれて求人に力を入れられないという現状も十分にわかります。

しかし、それでも求人会社に丸投げしてはいけません。
「いい感じでおまかせするよ」
「前回の求人と一緒でよろしく」
「うまいこと考えてみて」
なんて言ってませんか?

求人広告の営業さんはプロなので、情報が無くても素敵な原稿は出来上がります。一見良さそうな原稿に見えますが、情報がない原稿は基本的にどんな会社にでも言えるような当たり障りのない抽象的な表現しかできません。

そうゆう原稿は中身がないので、求職者にも刺さらないんですね。

だから、お任せするのではなく、一緒に採用に関して考えないといけません。
なぜ採用するのか?
どんな人を採用したいのか?
どうなってもらいたいか?
仕事のやりがいは?
どんな価値を提供しているか?
差別化ポイントは何か?
などなど考えるべきことはたくさんあります。

これらが求人の材料です。

この材料を元に求職者にどうやってプレゼンするかを決めていく作業が求人広告会社の仕事なんです。
つまり材料を企業が用意しないかぎり良い原稿が出来上がることはありません。

今、求人数は年々増加しています。求人情報が溢れている中で選んでもらうためには、求職者の心を動かすメッセージが必要です。そのメッセージはどの会社でも使えるものではなく、オリジナリティがある必要があります。

始めは大変だと思いますが、一度やれば後は楽です。自己啓発の企業版と考えていただいて挑戦してみてください。

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