kitowa_きみえ

3人の息子と賑やかに暮らす毎日。いろんなことがあるけれど、人生しっかり味わって進んでい…

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3人の息子と賑やかに暮らす毎日。いろんなことがあるけれど、人生しっかり味わって進んでいきたい。 kitowa_氣と輪 ハーモナイズヒーリング、カードリーディング、クラニオセイクラルセラピーやってます https://kitowa.jimdofree.com

最近の記事

離婚のなにが大変だったか(その3)

夫の頑なな離婚拒否は予想していたが、予想していなかったことが まわりの人との断絶。 一番の大打撃は母が離婚に反対したことだった。 「子どもを路頭に迷わす気か?!」 私がどんな状態かを心配するのではなく、真っ先に私の意志をジャッジされて、震えていた心は粉々に砕けた。 後々になって知ったのは、私が母に打ち明けるかなり前から夫が母に相談していて、母がアドバイスをしていたと言うこと。 相談する夫もアレだが、それにのってやる母はもっとタチが悪い。 説明なしでも味方になってくれるもの

    • 離婚で大変だったこと(その2)

      「もう好きじゃなくなったので離婚してください」 突然の私の言葉。 ワインを飲んでいた夫の顔が 驚き→困惑→悲しみ→怒り みるみるうちに変化していった。 「はあ??!!何言ってんの?!そんなこと絶対許さないからな!!!」 どういう経緯でこの状態に至ったのかを説明しようと、過去付き合った人たちとの話をはじめると 「そんな話ききたくない」 そう。以前から夫は嫉妬するから嫌だと言って私の過去の話は一切聞きたがらなかった。ただの人生の軌跡なんだけど。 でも今回はその制止に屈せずに「私

      • 離婚のなにが大変だったか(その1)

        「離婚は大変」とはよく聞くものの、どのパートがどの様に大変なのか、あまりにもぼやっとしすぎておとぎ話的になっている気がする。 本当は「婚姻」自体、実はとてもプライベートであまりに様々なものだから、「離婚」だってそのカップルだけのストーリーでしかありえない。 すっごく個人的な「わたし」のストーリーを書くことで光にあてられたらと祈りながら、書いています。 自分の気持ちに気づいたあと「離婚したい」と友人に打ち明けた時は 「えっ?浮気された?もしくは誰か他に好きな人できたの?!」

        • いままでのこと(自伝4)

          恋愛編 (どんな人に惹かれて、幸福感を感じて、どうやって嫌になったか) 高校に入って初めて彼氏ができた。 私のことをまっすぐ見て好きだと言ってくれる人が現れて、心底ホッとした。こんな私でもいていいんだ。私を必要としてくれる人が世の中に存在するんだ。っていうことは、私、生きていてもいいんだ! 「いるかいないかわからない子」が存在許可を入手するために何とかかんとか生きていた私が、やっと居場所をみつけ、息継ぎができた。 彼は私とは別の高校に通う1つ上の映画や音楽が好きな男子。

        離婚のなにが大変だったか(その3)

          いままでのこと(自伝3)

          中学生日記 6年生の夏休み明け、家族みんなで工場の2階から引っ越した。(祖母は残った) 父が念願の家を建てたのだ。 父こだわりの家だったが、彼が住んだのは一年のみ。私が中学生になる頃には父は完全に帰ってこなくなり、別居状態に。夫婦喧嘩のない平穏な日々がついに訪れた。 中学生になった私は毎日が憂鬱で仕方なかった。女子のグループ友情の難しさに直面したり、学校での勉強の意味を全く見出せず、ただ毎日、給食を食べる為に登校していた。(母はいつも外出で不在なので昼ご飯を学校で食べる他な

          いままでのこと(自伝3)

          いままでのこと(自伝2)

          悪意のない呪い 「きみえは赤ちゃんの時から泣き声の力がなくてほにゃほにゃで、他の赤ちゃんの声にかき消されちゃうから、おっぱいあげる為に看護婦さんが連れてきてくれるの、毎回一番最後だった。」 「きみえは物静かでいるんだか居ないんだかわからない」 何百回聞いたからわからない、家族内で話されるエピソード。いつもの常套句。なんの変哲もない話だと思っていたが、実はこの話がすっごく嫌だと思っていたことについ最近気づいた。 「力が弱くて軟弱」「誰も存在を気づかない、居る価値のない子」 私

          いままでのこと(自伝2)

          いままでのこと(自伝1)

          41歳 女 子ども3人 バツイチができるまで 41年かけて歩いてきた道のりを、記していこうと思います。わかったつもりでいたものを、いま一度眺めて整理するために。過去のものをちゃんと過去のものにするために。そしてまた新しく歩くために。 遊び人の父と負けず嫌いな母 父は、子どもがそのまま年取ったような、多趣味な遊び人。夏はゴルフにダイビング、冬はスノーモービルで駆けまわり、夜の街もパトロール。でもイケイケというより口下手で、カンと運だけで渡り歩いてきたおとっつぁん。 母は、

          いままでのこと(自伝1)