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離婚のなにが大変だったか(その3)
夫の頑なな離婚拒否は予想していたが、予想していなかったことが
まわりの人との断絶。
一番の大打撃は母が離婚に反対したことだった。
「子どもを路頭に迷わす気か?!」
私がどんな状態かを心配するのではなく、真っ先に私の意志をジャッジされて、震えていた心は粉々に砕けた。
後々になって知ったのは、私が母に打ち明けるかなり前から夫が母に相談していて、母がアドバイスをしていたと言うこと。
相談する夫もアレだ
離婚で大変だったこと(その2)
「もう好きじゃなくなったので離婚してください」
突然の私の言葉。
ワインを飲んでいた夫の顔が
驚き→困惑→悲しみ→怒り
みるみるうちに変化していった。
「はあ??!!何言ってんの?!そんなこと絶対許さないからな!!!」
どういう経緯でこの状態に至ったのかを説明しようと、過去付き合った人たちとの話をはじめると
「そんな話ききたくない」
そう。以前から夫は嫉妬するから嫌だと言って私の過去の話は一切聞
離婚のなにが大変だったか(その1)
「離婚は大変」とはよく聞くものの、どのパートがどの様に大変なのか、あまりにもぼやっとしすぎておとぎ話的になっている気がする。
本当は「婚姻」自体、実はとてもプライベートであまりに様々なものだから、「離婚」だってそのカップルだけのストーリーでしかありえない。
すっごく個人的な「わたし」のストーリーを書くことで光にあてられたらと祈りながら、書いています。
自分の気持ちに気づいたあと「離婚したい」と友
いままでのこと(自伝4)
恋愛編 (どんな人に惹かれて、幸福感を感じて、どうやって嫌になったか)
高校に入って初めて彼氏ができた。
私のことをまっすぐ見て好きだと言ってくれる人が現れて、心底ホッとした。こんな私でもいていいんだ。私を必要としてくれる人が世の中に存在するんだ。っていうことは、私、生きていてもいいんだ!
「いるかいないかわからない子」が存在許可を入手するために何とかかんとか生きていた私が、やっと居場所をみつ
いままでのこと(自伝2)
悪意のない呪い
「きみえは赤ちゃんの時から泣き声の力がなくてほにゃほにゃで、他の赤ちゃんの声にかき消されちゃうから、おっぱいあげる為に看護婦さんが連れてきてくれるの、毎回一番最後だった。」
「きみえは物静かでいるんだか居ないんだかわからない」
何百回聞いたからわからない、家族内で話されるエピソード。いつもの常套句。なんの変哲もない話だと思っていたが、実はこの話がすっごく嫌だと思っていたことについ最
いままでのこと(自伝1)
41歳 女 子ども3人 バツイチができるまで
41年かけて歩いてきた道のりを、記していこうと思います。わかったつもりでいたものを、いま一度眺めて整理するために。過去のものをちゃんと過去のものにするために。そしてまた新しく歩くために。
遊び人の父と負けず嫌いな母
父は、子どもがそのまま年取ったような、多趣味な遊び人。夏はゴルフにダイビング、冬はスノーモービルで駆けまわり、夜の街もパトロール。でも