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躁鬱(双極性障害)の人向け 感情ごとに対処法を考えておく

日頃から人と関われば様々な感情が湧いてきます。それ自体に良い悪いはないのですが、“体に悪い”みたいなことはあると感じます。

「楽しすぎる」「嬉しすぎる」「腹立たしすぎる」「つまらなすぎる」など、ポジティブかネガティブかに関わらず、“すぎる”状態が体調悪化の引き金になるので、とても注意しています。

人によって傾向があると思いますが、私の場合は、「楽しすぎる」「腹立たしすぎる」をその時に気づく判断材料として、心臓がドキドキしていないか?を気にかけています。

“興奮している”状態が続くのが経験上よくないので、楽しくて早口で喋っていたら、黙ってみる。腹が立って文句を言いたくなったら、内容を他の人にチェックしてもらうなど。

ここからは、最近の出来事をもとに、「怒り」に焦点を当てて書いていきます。

とある見積もりを依頼しなければならず、担当の方とやりとりしているのですが、自分が以前、その業界にいたこともあり、その方の動きの鈍さ、対応のまずさにどうしてもイライラしてしまいます。

そのイライラ・怒りの正体が「期待」だってことは解っています。「もっとこうして欲しいのに」が姿を変えて現れているのも解っています、頭では。

解っていても腹は立ちます。
でも、イライラ・怒りを感じているときは、何やってもダメ、と決めています。良い結果を生まないのがほとんどなので。焦りも同じです。

では、どうするか?ですが、自分より冷静に「もっとこうして欲しいのに」の部分をクレームがましくなく伝えられる人に代わってもらいます。

私はイライラ耐性がとても低く、体の不調につながるので、無理しない、という選択をします。

自分しか言う人がいなければ、時間をおくなどして、冷静になってから伝えます。

必ずしも自分じゃなければダメ、ってことは少ないと思っていて、代理を立てるのも一つの方法だと思います。

注意したいのは、イライラを感じているのに、我慢して何も言わないこと。それは、やはり体に溜まって、不調を招く要因になってしまいます。

相手に直接言わなくても、その気持ちを聞いてもらえると、興奮が収まったり、気が済む場合もあると感じます。

双極性障害であってもなくても同じですが、「怒り」の前にある「期待」が何だったのかに気づくだけでも、相手への伝え方が変わり、関係性も変わります。

どんな感情の時に、冷静さを失いやすいのか?そうならないための工夫は何か?など考えておくのも、予防になると思います。

読んでいただき、ありがとうございました。




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