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古賀春江らぶ

2枚の「古賀春江」が顔を出していると聞いて、今朝から久留米市の石橋美術館に行った。
正確には久留米市美術館と言う。
私が子どもの頃は石橋美術館だった。
久留米が生んだブリヂストンの創業者石橋正二郎氏にまつわる美術館だ。

中学生のときに古賀春江に惚れた。
夏休みの課題で古賀春江の展覧会を見に行かされた。
当時は全くその名前を知らず最初は女性だと思ったものだった。
シュールであり、けっしてわかりやすい作風ではない。
画を感じるという衝撃を受けたのは初めての経験だった。

美術の教師が創元会の画伯であったことを思えば、前衛画家の作品展を中学生に見せるのも、さもありなん、だ。

今回は「柳川風景」と「海水浴の女」
ブリヂストンの財団はもっとお持ちだと思うのだが、彼だけの展覧会をまた開いてくれないだろうか。
もっと、より前衛的な濃い作画が見たい。


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