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フリーランス1年終えて思う、成功の秘訣は「働き方をデザイン」すること。

「フリーランスになるには営業スキルが必要!」

「フリーランスは孤独だよ・・・」

「フリーランスだとなかなか好きな仕事出来ないよ」

「とりあえず仕事は東京にいた方が無難」

「コネがないと、仕事取るの難しいよ・・・」


フリーランスになろうか迷ってた時、
ネットを検索すると、
「やっぱフリーランスになるなんて無謀だ!やめよう!」
って思うのに十分なくらい不安な情報がわんさか。

で、やってみたけど私には一個も上記の不安は該当しなかった。
はっきり言って、私のフリーランス1年目は大成功だったと思う。

何で成功したか振り返ってみたけど、これと言って
マル秘テクニックはない。

大事だったことはたった一つで、私が働きたいように
働き方をデザインできたことだと思う。

デザイナーになって、5年。
そして、フリーランスになって1年。

デザイナーなんだし、働き方だって、生き方だって、
全部自分でデザインするんだ!

そう思いながら試行錯誤してたどり着いた今の働き方。

働き方ってどうやってデザインするの?
働き方をデザインできると何が良いの?

この2つnoteで紹介できればなと思います。

はじめまして、きわです

本題に入る前に、まずは自己紹介。
日本一大きい村の十津川村で、田舎暮らしをしながらフルリモートで働くUIデザイナーです。

<経歴>
高校卒業後、単身渡米。卒業後はアメリカのWeb制作会社勤務を経て帰国。帰国後、インバウンド事業を行うスタートアップにてUI·グラフィックデザインに従事。2019年4月からフリーランス。

田舎暮らしの様子や、日々思ったことはTwitterで細々発信中です🏞


<お仕事>
フリーランスと正社員の間みたいな働き方をしています。どういうことかというと、基本的に単発の仕事はせず、

Goodpatch AnywhereでUIデザイン(雇用契約)
他2社にてデザイン業務(業務委託)

が主なお仕事です。

今の働き方

・Goodpatch Anywhereは週20時間稼働でフルリモート
・他2社の業務は週30時間ほど稼働

基本は上記の働き方で、ごくたまーに単発案件をやったりしています。
業務委託先の一社が奈良県十津川村で行う業務だったのですが、他のお仕事がフルリモートでも大丈夫だったので、田舎に移住しても変わらずお仕事を出来ています。

業務後や週末は温泉に行ったり、

シイタケ狩りしたり、

自然の中でのびの〜びと過ごせています。

働き方をどうデザインしたの?

これまでの試行錯誤や、辛かった時期のお話をすると長くなるので割愛しますが、ざっくりまとめると私が何とかしたかったことは以下の3つ。

一人でできることに限界を感じた
→ 正社員時代、会社で私しかデザイナーいなかった

旅をすることが自分の成長には欠かせないので、旅をしながら働きたい
→ 正社員だといつでも旅に行けるわけではないし、、、
→ フリーランスでも結局東京にいた方が仕事ありそうだし、、、

絶対にお金には不自由したくない
→ 奨学金の返済があるのでお金ないのは死活問題
→ でも、自分の勉強への出費は惜しみたくない 
→ 自分が挑戦したいことがお金が理由で出来ないなんて嫌
→ お金ないと心が病む、心の余裕を保てない

上記を改善するには、これまでの働き方ではダメで、
でも私はどんな働き方があるのか知らなかったので、
どうしたら良いかもわからなかったのです。

なので、上の条件を下記のように捉え直しました。

一人でできることに限界を感じた
=チームが必要

旅をすることが自分の成長には欠かせないので、旅をしながら働きたい
=場所に縛られない働き方
=フルリモート

絶対にお金には不自由したくない
=収入源が一箇所だと危険
=案件が長期じゃないと危険
=単発業務では見通したてられない

そして辿り着いたのがフリーランスと正社員のいいとこ取り
した今の働き方です。

なぜか私が思い描いていたフリーランスの働き方って、
営業→案件獲得→制作→納品→また別件営業…を無限ループで
繰り返すと思っていたのですが、そうじゃない働き方がたくさんあることを
Goodpatch Anywhereのメンバーをみて学びました。

私自身、正社員時に副業でロゴ制作やフライヤー制作等、沢山やっていたのですが、どう考えても、それだけで生計をたてれる自信がなかったのも事実です。先が見えない不安に押し潰されるし、かける工数に見合わない気がして、直感的に「これは絶対無理!」と思いました。

「フリーランスになるには営業スキルが必要!」
→私、営業一切してません。関わっている会社を広めるべくPRはもちろんしますが、ちゃんとした営業部隊は会社に別にいます。

「フリーランスは孤独だよ・・・」
→Goodpatch Anywhereにはたくさんのデザイナーの仲間がいます。
→他の会社も、デザイナーはいないものの様々なバックグラウンドを持ったメンバーがいるので一緒に事業について考えることが多いです。
→なので全く孤独じゃない!一日の半分以上誰かと話してるよ!

「フリーランスだとなかなか好きな仕事出来ないよ」
→関わってる全部の仕事LOVE!今やっている事業全て、誰かを幸せにすることが出来ると信じて日々作っています。

「とりあえず仕事は東京にいた方があるかな、、、」
→業種によりますが、少なくともデザインはそんなことないです。
→今はリモートで出来る仕事もあります。

「コネがないと、仕事取るの難しいよ・・・」
→コネで仕事もらったことないから、わからん。
→普通に面接して仕事とりました。

働き方をデザインして良かったこと

Before:
一人でできることに限界を感じた
After:
・それぞれの会社メンバーからの学びがある
それぞれの会社が別領域なので知識の幅も広がる
Goodpatch Anywhereにはデザイナーたくさんいるので日々刺激的!
・チームがいるので、大きな規模の案件ができる


Before:
旅をしながら働きたい
After:
フルリモートなので旅しながら働ける
なんなら場所を選ばないので短期田舎移住も出来ちゃったよ!

Before:
絶対にお金には不自由したくない
After:
・3社から、毎月お給料/支払いが入るので金銭面で安定
・収入源が複数あるから、なんかあっても安心
・交渉し単価と稼働決めれるので正社員時に比べ年収2倍以上になった

働き方をデザインして本当に良かったなと思います。

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実際にこんなに旅しながら働くことができました✈️🌴

あと自分で稼働量を調整できるので、「忙しいなー!」って思ってもよくわかんない残業時間に比べて、よっぽど納得感があります。

あと、時間の調整がしやすいので平日自由に動けて、美術館に行ったり、美容院やマッサージに行ったりと、休日だと混んでることが平日なので待ち時間なしで出来ます。
(アフターコロナでリモートワークが当たり前になったら、これはもう難しいんだろうな・・・)

気をつけたいこと


1.お金の管理をしっかり

複数収入源があっても、いつどんなことが起こるかわからないので、
収入の一部を必ず貯金。

あと税金の勉強大事です!
この本にすごくお世話になったので、
フリーランスなりたての方におすすめです。


2.自分の時間の確保

仕事を入れれば、入れた分、お金は稼げる。
だけどそれを続けると、新しいことに割く時間が全く取れない。
私もフリーランスの最初の数ヶ月は、仕事詰めすぎて土日もなかったし
朝から夜中までずっと仕事をしていました。

何かをやめないと新しい挑戦はできないので、仕事は入れすぎず
新しいことに挑戦する時間や、学ぶ時間、一人で考える時間を
しっかり確保し、ゆっくり休んで心も体も健康でいれるよう気をつけています。

フリーランスなんて特に自分が倒れたらまじでやばい!

正社員の時に、働きづめで疲弊した経験があるので、
「あの時みたいにはなりたくない!」と本当に思います。
(今でもあんまり思い出さないようにしてるくらい辛かったな・・・)
なので、自分の時間、自分が挑戦する時間は本当に大事です!!!

働き方は様々だからこそ

フリーランス成功マル秘テクニックとかいっぱい
ネットに転がっていますが、結局自分が何を大事にして
何を達成したいかによって、働き方も成功の基準も違うと思います。
自分が思い描く働き方がないなら、作れば良い。
自分にあった働き方をデザインしましょう。

働き方に悩んでる方の役にたてば嬉しいです。

おわり




最後まで読んでいただきありがとうございます!