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石刃

20万年ほど前、原人の一部が新人へと進化しました。

脳容量は原人が800ccほどに対して1400ccほどにも成長します。

さらに複雑な思考が可能になった新人は
様々なことを想像して
それを形にしていきました。

石刃せきじん』という、
主に物を切ることに使われた石器の
作業工程を見ると、
彼らの優れた想像力がよくわかります。

この『石刃技法』と言われる技法によって、
一つ石から切れ味の鋭い石刃が
大量に生産できるのです。

さらに、
石刃は加工することにより、
用途に合わせた様々な石器に仕上げることも
可能です。

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