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「#ていねいな暮らし」がちょっとだけわかった気がする

インスタグラムでよく見かけた「#ていねいな暮らし」という
ハッシュタグ。
初めて見たときは、意味がよくわからなかった。

「無添加」「オーガニック」「無農薬」「ノンケミカル」な
食品や洗剤、化粧品を選んでいたり
小麦の摂取を控えるグルテンフリーな食生活だったり。
コットンやリネンの服に包まれて、
体の調子に合わせてハーブティーを嗜むナチュラル感満載な暮らし。
そして、最低限の必要なものしかもたないミニマリストの方々も。


正直、最初は
「意識高い系なの?かっこつけてるの?」と思ってしまっていた。

でも、違った。


毎日のように蕁麻疹が出る慢性蕁麻疹を患って
4か月目に突入したのだけれど、
一番ひどい時で瞼と唇も腫れだしたときに
「このままじゃいけない!」と心の底から、身体の底から
思い立って、生活を見直すことにした。

自分なりに調べていく中で、
思っていた以上に野菜や果物に農薬が使われていることや
遅延性のアレルギー反応が起きる食品があることなどを
知ったし
振り返ってみると、着ると痒くなる、自分には合わない素材が
あることにも気が付いた。


糖分のとりすぎも皮膚の炎症にはよくないので
大好きなチョコレートを絶つ、「断チョコ」をした。
昔からチョコが大好きで、高校生の頃は
チロルチョコのバラエティパックを1日で食べるほどだった。
チョコは中毒性があり、食べだすと止まらなかったのだけど
何日も食べていないと自然と身体が欲しなくなってきた。

お腹を毎日のようにこわしていたので
一日に何杯も飲んでいたコーヒーを
朝の1杯だけにした。
少しお腹の調子もよくなってきた。
今は、ローズヒップとハイビスカスのハーブティーを飲む。
ビタミンCがたくさん入っているらしいのと
程よい酸味、そして綺麗な赤色でテンションもあがる。

家の食事のメニューも
スープや付け合わせで野菜の摂取を増やし
調味料を無添加のものに変えた。
麵物もグルテンフリーのものに変えた。


服は擦れても痒くない綿100%のものが多くなったし
体をふくタオルはガーゼのものに変えた。
化粧品も自然由来のものになった。
そして日焼け止めはこまめに塗りなおし
ファンデーションは卒業。

そうこうしているうちに
「あれ??これってもしや「#ていねいな暮らし」って
やつに近いんじゃないか??」
と気がついた。

「ていねいな暮らし」とはかっこつけでもなんでもなくて
自分や家族の身体を大事にするものだったんだ。
自分の身体からのSOSに対処しようとするうちに
やっと理解ができた。


完全なるナチュラル派ではないし
ていねいにできていない部分もあるけれど
今後も体を守るための「ていねいな暮らし」ができたらいいなあ
と思う。









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