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All is fair in love and war

愛と戦争においては、すべてが公正である。というイディオム。このイディオムを知ったのは Stevie Wonder の「All in love is fair」がきっかけ。当然、Stevie はこのイディオムを知っていて、なおかつそれをモジッて曲名にしているのだろう。でもどんな意図で?

「愛と戦争においてはすべてが公平公正である」

と言われても僕には違和感しかない。愛はともかく戦争に対して fair なんて形容詞を用いる感覚を僕は持ち合わせていない。でも僕はネイティブな英語話者ではないから、本来の持つ意味を取り違えているのかもしれない

Stevie はこのイディオムが好きなのかなあ。などと思いながら、大好きなこの曲の歌詞を改めて読み直してみる。この歌の中で「war」という単語が出てくるのは二番の中の 1 フレーズだけ。

All of fate's a chance
It's either good or bad
I tossed my coin to say
In love with me you'd stay

But all in war is so cold
You either win or lose
When all is put away
The losing I'll play

But all is fair in love

やっぱり Stevie もこのイディオムに違和感を覚えたんじゃないだろうか。だから、おそらく英語話者なら広く知られているイディオムからあえて War を排除して曲名にし、こんな歌詞を書いたんではないだろうか。

などと愚考する次第。

Jeniffer Hudson のカバー好き。

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