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三越前徘徊

最近仕事が忙しくて平日夜に活力が残っていない。夢にまでクライアントが出てきたり、休日なのに仕事のことをふと考えていたりする。

職業というものは大へん苦しく、大へんうるさく人に要求してくるものだと思います。それは巨大な因襲を背負っていて、その課題に対する個人の見解などをほとんど容れる余地を持っていないからです。しかしあなたの孤独が、非常に馴染めない境遇においてもあなたの拠り所となり、故郷となるでしょう。

リルケ「若き詩人への手紙」より

どこまで行っても、僕にとって「仕事」とはそういうものでしかない。

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職場では表向きうまいことやってるように見えるかもしれないけど、いつもどこか居心地の悪さを、息苦しさを感じている。

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きよひこさんって、ある日突然いなくなってしまいそうな雰囲気がある。

かつてそんなことを言われたことがあるけれど、実際の僕にそんな勇気はない。誰にも何も伝えず、カメラもギターもスマホも置いて、ある日どこか遠い場所に逃亡する。夢みることはあっても行動に移すことはないだろう。

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打ち合わせ前に時間があったので三越前のドトールに入って一服した。喫煙エリアは外回りの営業という雰囲気のサラリーマンで溢れていた。

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なんか疲れちまったな。という僕のこの心情は、写真に反映されているだろうか。自分ではよくわからない。

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