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特別支援学校教員になった訳。のシリーズをまとめてみたよ。

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「なんで特別支援学校なの?」「大変じゃないの?」そんな質問に答える記事です。特別支援って何?って人でも誰でも、ご自由にどうぞ☺️
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私が「特別支援学校」の先生になった訳。大学編の後編。(最終回だよ!)

私が「特別支援学校」の先生になった訳。大学編の後編。(最終回だよ!)

ボランティアに明け暮れ、
座学より実学で
障害のある方との関わりをどんどん増やしていった私。

教育実習の障害種は「肢体不自由」を選び、
ゼミは「聴覚障害」を選び、
一番長い時間ご指導いただいた先生は「視覚障害」専門という
でこぼこな私。

大学院に進学するか?
行政や報道に進むのか?
それとも教員になるのか?
卒業後の進路に悩んでいました。

そんな私に、運命を変える出会いが訪れたのは、
大学3

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私が「特別支援学校」の先生になった訳。大学編の前編。

私が「特別支援学校」の先生になった訳。大学編の前編。

大学編。聴覚障害、視覚障害、病弱との出会い。

失意の中進学をし、
それでも、楽しい仲間たちに囲まれて、
いい気持ちで始まった大学生活。

大学に入学した当初は、
「障害のある方のことを、もっといろんな人に知ってもらいたい。
そのために、報道関係や、出版関係、政治関係に進んで、
広く広く、どんどん広めるための仕事をしたい。」と
考えていました。

ちょうどその頃「合理的配慮」という言葉が
ホットに

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私が「特別支援学校」の先生になった訳。高校編。

私が「特別支援学校」の先生になった訳。高校編。

高校編。発達障害、肢体不自由との出会い。

地元の中では「進学校」と呼ばれる高校に
少し背伸びした成績で入学した私。
まあーーーーーーーーーーーー大変でしたね!!!!!!!!!!!!(笑)

小中学校時代は、「勉強が得意」という感じで
優等生として生きているつもりでいたのに

高校に入ったら、途端に、下から数えましょう、っていう順位になる訳ですよ。

高校に入ってから、私は生まれて初めて
「授業に

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私が「特別支援学校」の先生になった訳。小・中学校編。

私が「特別支援学校」の先生になった訳。小・中学校編。

プロフィールにも書きましたが、
私の職業は「先生」です。
学校の先生。

と言うと、必ず、「小学校?中学校?」と聞かれます。
この質問には慣れているので
「特別支援学校だよー」と、ノータイムで答えます。
(一発で当てられたことは、同業者以外には、ないかな。笑)
そうすると、次に来る言葉は、ほぼ必ず
「大変だね」
です。
このやりとりはここまでがセットなので、
ここから先は相手によって返答のテンショ

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