ある日の帰り。

『お疲れさまでした。お先に失礼します。』って部署から出て着替えるために2階に上がっていると…。

後ろから上司の気配を感じた。

階段を登り終えたあと『ちょっと話いい？』なんて言われた。

『はい！』なんてついていくと…院長室。

まあ院長室と書きつつも、院長の仮眠室みたいなものだったけど…。

その部屋での話…って必要ですか？

この話によってまたこころは重たくなった。

『辞めることは聞いた？』

『負担かけることあるだろうけど…』など。

色々と…言われた。

『よろしくお願いします』なんて言われましたが…。

その言葉を聞いてから…。

その呼び出しから…。

ため息がとまらない…。

結局今のところ1人が辞めるみたいな感じだけど…。

本当のところどうなのだろう？

面接を受けているひとがいて…。

これから産休・育休に入るひと。

結局今、駒のように働かされている4人のうち3人はいなくなるって感じ…。

新しいひとが1人入ったくらいで…良くならないわ…。

むしろ後退。

上司たちはあまり仕事をしない。

"これはわたしたちの仕事ではない"といつも思っているようで…。

結局ひとが減っても変わらないだろう…。

早番、遅番、夜間当番、何ひとつすることはない。

"ただの穴埋め"にすらならない。

なんなのだろう？

これはわたしの仕事ではないって何？

じゃあ何のためにいるの？

話をするだけですか？

こっちが忙しく動き回っていても…ただただ笑い声が聞こえる。

もう助けて…とすら思わないし。

そもそも『辞めること聞いてた？』と辞めない人に辞める人のことを聞く必要はありますか？

そして辞めない人に辞めるなよ？って言わなかったにしても…。

圧をかける…。

まあ呼び出しされた上司は男性で…。

その方はわたしたちにも気を使ってくれる。

遅番で遅くなりそうな時も助けてくれたりする…。

夜間当番で予定よりも帰るのが遅くなりそうな時も、わざわざ連絡をくれたりする…。

でもそれだからと言って…。

状況は変わらない。

だってわたし1人で早番して遅番して夜間当番毎回出るなんて…無理だし。

早番と遅番ってのは朝早くから来て終わるまでいれば良いってだけな気はするけど…。

今も遅番の時おばさん上司たちは何をするでもなくいる。

遅くまで残るならしてくれないかな…って最近は思う。

まあそんなことしてくれないってわかっているし…諦めているけど…。

さすがに夜間当番毎回は無理。

他の病院では何ヶ月に1回だったそれは…。

今の病院ではひどいと1ヶ月に3回ある。

しかも日曜日しかまるまるの休みがないのにその日が多く…。

うまく休みが取れないと14連勤地獄。

そして時間が17時から22時という絶妙な時間…。

まだ午前中とかなら明日に支障は出ないけど…。

結局はするひとがいなくなる。

できるひとがいなくなる…。

もう逃げたくて仕方ないのに…。

家で話すと母からの冷たい視線と嫌味な言葉…。

もう家を出れば良いんだろうなあ…。

安らげないし…。

本音も言えない家族って…ってずっと思ってて…。

だけどうまく働けなくて…。

貯金ということを考えると家の方が楽ではある…。

まあ味方ではないなあって何かあっても…言ってもなあ…って思うし…。

本当に嫌なことしか言われない。

わたしたちはあなたの味方だからと…誕生日にめちゃくちゃ重たい手紙が届くけど…。

それを毎回もらうことすら恐怖。

わたしの人生なんなんだろう…。

はあ…仕事辞めたい。

おわり。