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132_お金がかかるお年頃

小学生だし、お小遣いよりお菓子代だろうと思っていた。
しかし、ここ半年でその傾向は薄れ、お菓子よりお金。
お小遣い欲しい欲しいのリクエストが増えたので、
一緒にスーパーに行ってお菓子を買うシステムから
お小遣い制に変えることにした。

これは、我が家的にはとても大きな変化で、
どのようなタイミングでどれくらいの金額を渡すのか
夫と二人で何度も意見を交換して決定した。

■我が家のルール
お小遣い帳をつける
お小遣い帳と手元の現金が合致したら支給
毎週決まった金額を渡す
お金を使うことに慣れてきたら1ヶ月に1回渡す
使い方は自由

■ルール設定した理由
大きくなってからある程度の金額を手にして初めて
自由にお金を使えるようになる。。。という状況だと
買い物の失敗経験を積むことができない。子供のうちに
小さな金額でもお金を使う練習を積むことができたらいいな
と何かで読んで、使途は自由にすることにした。

■子供の頃を振り返る
私自身は自由に使えるお金はお年玉や通知表の成績によって
もらえたお金くらいしか記憶はなく、高校生になるまで
お小遣いというお小遣いをもらった記憶がない。
そして、長子だった私は「おねだり」することも上手くなかった。

大学生になって初めてアルバイトをして、自分の好きなように
使えるお金を手にした私は、毎日のように洋服を買っていた。
振り返ってみると、おかしい。
これには子どもの頃に自由に使えるお金がなかった反動が
影響していると思っている。

■上の世代の反応
自分の子どもにはこんな体験はさせたくないので、
欲しいものは可能な範囲で、身の丈にあったものを買ってあげたり
するようにしている。
けれど、この方針は私の親にはウケが悪い。
ありがたみのわかない子になっているんじゃないかと言われている。

■結論
自分がしてきた子育てと
違う子育てをしている子どもを見ている親の気持ちも
複雑なんだろうな、と一段高いところから俯瞰すると
ケンカにもならずにちょうどよい。
そして、今週もお小遣いを渡せるといいな。
金額が合わないとあげないぞ。

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