自分の名前について、どう思いますか？
好きですか？それとも嫌いですか？
嫌いまではいかなくとも、「自分の名前を目にしたとき、なんかモヤッとする……」とか、「なんかワクワクしないんだよね……」という方もいるかもしれません。そういう方は、ちょっと要注意サインです。
あなたの幸福度は、自分の名前に対するセルフイメージで測ることができます。
今日は、「自分の名前を好きになれたら幸福度があがるぞぉい！」ってことをお伝えしていきたいと思います。

あなたの「名前」は自分で決めている

見りゃわかると思いますが、「けんちじ」はハンドルネームです。本名じゃないです。

私のようにハンドルネームを持っている方も多くいますので、そのことも絡めて話していきたいのですが、まずは生まれながらにもっている名前について書いていこうと思います。
これから前提として、少し不思議な話をしますが「そういう考え方もあるんだな」というくらいの気持ちで聞いてください。

人生には、「運命」と「宿命」というものがあります。

「運命」とは、生きながらにして自分で変えられるもののことを指します。
「運命の人」という言葉がありますが、これはあなたのそのときの選択で変えていけるものです。
結婚相手、住む土地、仕事、ライフスタイル……こういったものは生きる中で自分で選択できる「運命」に数えられます。

一方、「宿命」とは生まれながらにして定められたもののことを指します。
人種、両親や兄弟、生まれた場所、身体的特徴……こういったものは宿命です。
生まれたときについている名前も、この「宿命」にあたります。

人は生まれてくるとき、魂の青写真（ブループリント）と呼ばれる、人生の設計図のようなものを作るといわれています。
このブループリントは、何から何までガチガチに設計するものではなく、おおまかに「人生で何歳のときにこういうことが起きて、こんな風に生きる」……みたいな“大枠”を作ります。

その“大枠”外のことは、私たちにとっての「運命」（＝変えられること）として、人生を送る中で個々人が選択を繰り返し拡大成長していきます。
一方、その “大枠”にあたる部分が、私たちにとっての「宿命」といえるものです。

つまり、あなたの生まれたときの名前は、あなたが生まれる前に自分で設定してきたということです。
現実としては「両親が勝手につけた名前にすぎない」としても、深いところでは魂の同意のもとで名づけが行われています。

あなたはこの人生を辿ることで、体験したいことがあります。その人生の最大目的に適った両親、国、特徴、そして名前を、一寸の狂いもなく完璧に選んできているのです。

ですので、あなたがもしも自分の名前を「嫌いだ」と思うのなら、あなたは歩むべき人生というメインストリートから、ズレています。
魂が納得して決めてきた名前なのだから、大好きであって自然なのです。

「無価値感」が自分の名前を嫌いにさせる

少し自分の話をします。
私が会社員として働いているときは、いつも劣等感の塊でした。
ここで働き続けることにもう限界を感じていたとき、自分の名前について、ふと気づいたことがありました。

私は事務の仕事をしており、当時は毎日何十通のメールをチェックしていました。
あるとき社内メールで、上司から営業所全員宛の業務連絡のメールが送られました。面談の予定連絡みたいなやつだったと思います。
文面にはズラッと、同じ営業所のメンバーの名前が書かれていました。そこで自分の名前を探して……名前を見つけたとき。

なんか……、嫌な感じがしたのです。
自分の名前を見て、テンション下がるというか、落ち込むというか……
そして、子供の頃から現在に至るまでを浮かべて、こう思いました。
「私って、前からこんなに自分の名前が嫌いだったっけ」

また、他にもあります。
取引先に、下の名前が自分と同じ人が登場したときのことです。
その名前をみて、私は思いました。
「もう一人現れたってことは、二人はいらないよな」
と。

つまり、自己否定が重なっていくほどに、自分の名前に対するセルフイメージが下がるのです。これは感覚的に皆わかると思います。
「もう（自分の）名前も見たくない……」という状態になってしまうし、自分と同じ名前の人が現れたら「もう負けでいいです。私の方がいらない子ですから」みたいになってしまうのです。

でも、大切なことは、元々自分の名前が嫌いだったわけではなかったということでした。単にセルフイメージの低下によって、自分の名前がイイと思うか悪いと思うかが左右されていたというだけだったのです。

これは名前以外のことにも、広く当てはめられると思います。
自分の名前がイイと思う人＝セルフイメージが高くて、なんでも自分のやることをイイと思えます。
自分の名前がよくないと思う人＝セルフイメージが低くて、なんでも自分のやることを大したことないと思います。

この条件は数珠つなぎです。
今自分のやることを評価してあげられない自信のなさがあるのだとしたら、自分の名前を好きになればいいのです。

名前に最高のイメージを乗せる

あなたの名前は、ご自分のセルフイメージを理解する指標にすることができます。
そしてあなたの名前が現実的に、また客観的に、イケてる名前か否かというのは、実際は関係ありません。
というところまで、お伝えできたと思います。

つまりはです……極論どんなに名前がダサかろうが、自分の名前に最高にテンション爆上げなイメージを与えられればそれで勝ちなのです！
好きな人の名前を見て「ドキ……トゥンク……」としてしまうように、自分の名前に恍惚としてしまいましょう。
手段としては色々あると思うのですが、以下にちょっとご紹介してみます。

ビジョンボードの「名前」版

これ、いいと思います、めっちゃおすすめ。始めやすいし……
ビジョンボードってご存知ですか？

説明文を拝借しましたが、通常は夢や目標の引き寄せに使われるものです。
お気に入りのアガる写真、画像などを自分の顔の周りにペタペタと貼り、これを毎日眺めることで視覚的に「理想のイメージがすでに叶った意識」に入れるようになります。

簡潔でわかりやすいnoteの記事があったので、貼らせていただきました！
こんな感じに、ボードに貼っていき……というのが一般的な作成手順ですが、スマホアプリのコラージュとかでも十分作成できます。スマホのロック画面（待ち受け）にするもよし。

今回はこれの「名前版」を作ってみてはいかが？ということで紹介してみます。自分の名前（ハンドルネームでも〇）の周りに最高のセルフイメージをペタペタコラージュしていきます。
あるいは、普通に自分の写真で作ったものにプラスして、そのコラージュの中に自分の普段使っている名前を入れておくのもいいと思います。というか、その方がいいかも。

私はハンドルネームで活動しているので経験としてよく陥りがちなんですが、「リアルネームの私」と「ハンドルネームの私」が分離してしまうことがあるんですよね。
私は大学生のときからけんちじをやっておりますが、当時は「けんちじ」をやっているときばかりが充実して楽しくて、「リアルネーム」のときの自分は自己評価がとても低かったです。
こうなってしまうと、自分という人間の「陽」の部分を、「けんちじ」にばかり取られてしまうような感覚になりました。
頑張って絵や漫画を描くのはリアルの私なのに、チヤホヤされるのは「けんちじ」ばかり……「けんちじ」はいつもイイとこ取りしてていいよね……みたいな思いも湧いてきたものです。

「リアルネームの私」と「ハンドルネームの私」に上下関係を作ってはなりません！どちらも尊重し、役割分担し、手を取り合うことがとっても大事なのです！
ということで、「リアルネーム」を生きる生身の私の写真に、「ハンドルネームの自分」の要素を複合してコラージュを作成することがおすすめです。これはもう、私の経験からくるおすすめみたいなものですが。

自分の名前を大切にしようね

先ほど書いた、名前を使い分けることによる「人格の分離」みたいな問題は、ネット社会を生きる現代人にとっては無視できないものだと思います。
ペットじゃないですが、「二つ以上の名前と一緒に生きる」と決めたからには、片方だけに愛情を注ぐのではなく、どちらも平等に守り育てていかねばなりません。

あなたにとって、ないがしろにしている「名前」はありませんか？
その子のことを、今一度見てみてあげてください。埃だらけであればブラッシングしてあげて、おなかが減っていたらご飯をあげてください。

あなたの「名前」はあなたの鏡です。
鏡に映るあなたは笑っているか？イケているか？今日も最高か？
注意を払っていけるとよいですね。

タロットを使った占い、アイコンイラスト制作のお店やってます！
気になる方は是非ご利用くださいませ～～！↓↓

ご利用者様より、占いサービスのご感想もいただいております。
本当にありがとうございます～～！！(TT)
お仕事、恋愛、人間関係、将来の漠然としたモヤモヤ……などなど、なんでもお気軽にご相談くださいませ♪

アイコン制作過程もnoteにて公開してます！↓↓

お仕事依頼も募集してます♪
占い、イラスト、漫画、ライティングetc.まずはご相談くださいませ！