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『ブラック・ミラー: バンダースナッチ』TRUEエンドを観る!

TRUEエンド或いはハッピーエンド呼ばれるエンディングがかなり入り込んだ発動条件だったので別記事で紹介することにした。もちろん、ネタバレ全開。それでは、お気をつけて。
分岐を全部まとめた記事 → こちら (クリックで記事に飛びます)
2019/01/09 UPDATE!

Spoiler Warning.

・そもそもTRUEエンドとは

「ブラック・ミラー: バンダースナッチ」では数多くのエンディング(私はその多くをゲームオーバーと呼んでいる)が存在するが、最も幸福なエンディングがある。それが、"ウサギのぬいぐるみを持って母親と共に一本遅れた電車に乗る"というエンディングである。巷ではTRUEエンド或いはハッピーエンドと呼ばれているらしい。ハッピーかどうかは我々に委ねられるが、私もハッピーであると思うから、その名前を使わせてもらおう。

・発動条件

発動条件はズバリ四つ。

その一、ヘインズ先生に母について話すこと
その二、家族写真を選択すること
その三、コリンが死亡するルートを通ること
その四、パスワード"TOY"を入力すること

しかし、順番が重要になる。その二とその四を両立できないからだ。つまり一巡ではTRUEエンドを観ることが出来ず、ゲームオーバーのループを利用することになるようだ。
以下、その順番を示す。

(i)一巡目

ゲームオーバーのループを利用するには二択のうち穏便な方を選ぶ必要がある。

・重要な選択①ヘインズ先生との最初の会話
母について"話す"を選択。上記"その一"をクリア。

・重要な選択②ヘインズ先生に会うかコリンについて行くか
先生に会う。ループを発生させるフラグ。

・重要な選択③家族写真かゲーム製作指南本か
家族写真を選択。上記"その二"をクリア。

・重要な選択④誰が私を操作しているのか
記号を選択。その後は、父を殺害 → 遺体を切断 or 埋めるで一巡目は終了。

(ii)二巡目

父親殺害ルートの別バージョンを観る。殺害後、遺体切断ルートと埋めるルートはどちらが先でも良い。二つのバージョンを観ることが重要なのだ。二巡目はこれでおしまい。これで重要な選択②にループが戻る。

(iii)三巡目

・重要な選択②ヘインズ先生に会うかコリンについて行くか
コリンについて行く。コリン死亡→夢オチまで完了し、上記"その三"をクリア。

・重要な選択③家族写真かゲーム製作指南本か
ゲーム指南本を選択。父親の金庫のパスワードとして"TOY"が登場するので、"TOY"を選択。上記"その四"をクリア。
母親と共に電車に乗るか否か問われる。
一緒に行く → TRUEエンド。泣ける。
★行かない → 夢オチ処理。重要な選択肢④手前に戻る。

・まとめ

一巡目で先生ルート→家族写真を選んで父親殺害の全ルートを辿り、ループ後にコリンルートでフラグを立てつつゲーム指南本→パスワード"TOY"→母親と一緒に行くと観ることが出来る。これ以外にも方法があるかもしれないが、取り敢えず一巡目でコリンルートを通るとフラグが全部へし折れるようだ。

皆さんの成功を祈って。

・追記 2019/01/09

コリンについて行く→P.A.C.S.ルート→父親殺害ルート二つ→Netflixルートを通って重要な選択④誰が私を操作しているのかから分岐するエンディングを導くと、そのまま"TOY"ルートまでループが飛び、エンドクレジット後に謎の映像を見られる。タッカー社に行くためにバスに乗ったステファンが"バンダースナッチ"という曲を聞き始め、機械音だけが響きながら終わる短い映像である。エンディングには関係ないがこういうイースターエッグで観客を楽しませてくれるんだろう。というか、Netflix側がいつでもアップデート可能だからなぁ…こればかりは何とも言えないや。

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